ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

Made in KAMEDAのハンパなさ  アイナ・ジ・エンド 「きえないで」

よく、アイドル界隈で言われる言葉に「もはや、アイドルのレベルではない」というものがあります。

まずもってして、アイドルのレベルという定義が全くよくわからないので、この表現が一体どこの何を指示しているのかが既に???なのですが、基本的には「アイドルとは思えない楽曲のクオリティ」「アイドルなのにこんな有名人が曲提供」「アイドルなのにこんなレアなジャンルを」あたりに該当します。メジャーどころでいくと、ベビーメタルあたりがドンズバでしょうか。

でも、最初に書いたようにそもそも定義があいまいなものに対し枠をはみ出すというロジックはまるで当てはまらないので、よくわかんないことになるのです。結局、これを言うのは俗にいうアイドルヲタクの皆さまなのですが、アイドルをヲタクしてらっしゃるはずなのに、この定義にはアイドルというものを自ら低く設定しているという残念さがあります。じゃないとその枠を超える、という理屈にはならないので。

 

で、今日の1曲は今や飛ぶ鳥を落とす勢いのBiSHのアイナ・ジ・エンドさんのソロワーク、「きえないで」です。

そもそも、

そもそも論。

そもそも、BiSHは自らをアイドルと名乗っていないので、この理屈にハナっからのっからないような気もしますし、ライジングサンを始め、ロックフェスにも出ているので、それこそ「アイドルを超えた」のかもしれないのですが、僕はやっぱりBiSHもアイドルだろうと思います。その上にパンクを乗っけようが、ノイズにまみれようが、それらはやっぱり装飾品であり、アイドルはアイドルなわけです。良くも、悪くも。

 

で、

この曲、「きえないで」

これは「もはや、アイドルのレベルでは」ありません!!!!!!!!!

ドッヒャー!!!!

自分で、ひっくり返した! 自分でひっくり返した!!

お前何言った?? 最初に何言った??? パードゥン???

そもそも論!!そもそも論!!!!(すいません、これは言いたいだけです)

 

いや、とうとう本当に言える最高の曲を聞けた!!とかそういう話ではないのですわよ…。

この曲は

①アイナ・ジ・エンドさんが作詞、作曲をしている

②アイナ・ジ・エンドさんはとても歌がうまい

③アイナ・ジ・エンドさんはBiSHの振り付けをほぼ全て担当している

だ・か・ら

では、ありませーん。

 

じゃあ、僕が恋ダンス(他人の曲)を歌い(ヘタ)、踊る(振付Mikikoさん)とアイドルということになります。

キャモンベイベーアメリカでも良いです。

はい、屁理屈です。

ごめんなさい。

 

この曲は、詞の世界観や、曲のアレンジ、歌声、全てが「私はアイドルじゃござりません!」と言ってないんです。

結局、上記の理屈は、「違う!」を強烈に意識して、結局「そう」に至ってしまっているわけです。違うなら、本当は否定する必要もないのです。そんな曲が、コレ!

というふうに思うのですがいかがかー!!!???

これは、わかんないんすよ。今までそれこそ「これなら、普通に名曲として世の中を震撼し咆哮し、ホーホー(1999年に出たdocomop501iの北海道限定モデル「ホーホー」の意)させるかいわんや!!」と思って奥様大明神に聞かせても、「こりゃアイドルヤンヤヤンヤン」とわけのわからないアウトロつきで答えられるのが関の山じゃ。関の山じゃったわい。というわけで、客観的に聞くスキルは僕には欠落していわんやおや。

ぜひ、皆さま、この曲を聞いて、これがアイドルソングかどうかを僕に教えてください…。

 

で、それはそれとして、そんなことはどうでもいいですね。

1400文字つかいましたけど、そんなことはどうでもいい。

それこそ、「アイドルソング」とは論、にとりつかれたのは僕ですね。スマンサ!(すまない。。。の意)

 

で、とにかくこの曲、ステキなのですよ。よい曲。

www.youtube.com

まず、ご本人の作った曲も詞も本当に良い。5年前くらいに作った曲のようなのですが、すごくいい。よいしか書いてないくらい良い。モチーフもありがちと言えばそうなんだろうけど、そんなことってどうでもよくて、自分が使いたいなら使えばよいのです。ですよ。

そして、この曲、亀田誠治氏がアレンジ・プロデュースをしているんですが、これがね…、出色!!!デイロ!!シュッショク!!!!!

ほんっっっとうにこのアレンジがすんばらしい!!!曲の良さもさることながら、本当にアレンジが完璧どす!!ここしかない!!!!って感じ。

特に「恋が終わる その素敵な星の出来事」というド盛り上がりポイントに入る瞬間のアレンジたるや!!!

特に、めずらしいことをしているわけでもなく、静かなところは静かに、盛り上げる所はひたっすら盛り上げる!というスタイルが、たまらなく気持ちよく、聞く側のドラマチック願望を叶えに叶えてくれる。もう!かなえ姉妹!!!!

とにかく、詞・曲・アレンジ、どれもこれも、一つも物珍しいことはしていない。

PVの振り付けを見ても、すごく詞をそのままに表現しているように見える。

でも、

だから、

YEAH!!!!!!

という曲です。一昔前なら、ドラマやらCMやらのタイアップがつけば、ミリオンガツーン!!ドッカーン!!!ってなもんですわ!

 

 

夜王子と月の姫 / きえないで(CD+Blu-ray Disc)

夜王子と月の姫 / きえないで(CD+Blu-ray Disc)