ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

ZMI 「ふうね」

 

丁度自分の心に合うインストゥルメンタル、というのは案外難しいもので、以前書いた「雨と休日」というオンラインショップで購入したり、そのおすすめをサブスクで聞いてみたり(これはちょっと雨と休日さんには失礼なのですが…でも半分以上がサブスク配信していないのです。そういう、普段自分が知らないものを持ちあげてくれる素敵なサイトです)して、おそらく相当な量の「インストゥルメンタル」「ポストクラシカル」「アンビエント」「エレクトロニカ」「ニューエイジ」等を個人的には聞いたと思うのですが、本当に「これ!」というのは案外少ないです。

僕はドラマチックな、メロディがたっているものが好きなんですが、そういうものは、大体曲調が早すぎたり、どちらかと言えば、ハウスミュージックのようなサウンドによっていたりして、部屋でくつろいで聞くにはちょっとリズムが強すぎたりします。

メロディが弱くなると、隙間にノイズが入ったり、ちょっと前衛的な雰囲気が強くなってきたりもします。でも、そんな中でも素敵な、まさに「その場」そのものを鳴らしているような、内田輝(あきら)さんの「yufuin silence」のような音楽もあるのですが、これはまた別の機会に。そうそう、内田さんは、前に書いたharuka nakamuraさんのfolkloreというプロジェクトのメンバーで、サックスを吹いたり、ピアノをひいたり、ピアノの調律までされる多彩なイケメンさんです。

話がそれました…。

とにかく、様々な場面で幅広く、自分の気持ちに寄り添って、少しだけ持ち上げてくれたり、リラックスさせてくれたりする「適度な音」と「素敵なメロディ」のアルバムは探しても探しても多くは見つからない(今の所)のです。

このzmiさんの「ふうね」はまさにそんな中で、見つけた!という1枚です。

音がとにかく優しい。メロディも芳醇なのに、押しつけがましくない。

メロディに付け加えられている装飾品のような音たちも、ただただ、その場にあるべくして鳴っている。

家で家事をしていても、本を読んでいても、子供と遊んでいても、おいしいごはんを食べていても、どんな時でも「合い」ます。本当に。でも、ただ空気のようになっているというよりは、もうちょっと主張がある。そのバランスがとっても良いです。

褒め言葉ではないのかもしれないですが、僕にとって、今何をかけるか迷ったらこれ!という間違いない!1枚です。

この作品がデビュー作とのことなので、次にどのような音が鳴っているのか、何かが変わっていくのか、変わらないのか。ネットだと情報があまりないこともあり、とても楽しみです。

 

 

ふうね

ふうね