ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

ストレイテナー 「BEST of U -side DAY-」「BEST of U -side NIGHT-」(album)

「俺はモテる」

と言う男性は少ない。

「学生時代とかモテたでしょう?」「いやいやいや、全くそんなことは無くて…」

数多のイケメン俳優が、必ずと言っていいほど発する発言である。

嘘はないのだろう。嘘としか思えないのは、僕がアレだったりアレが僕だったりするのだろう。

しかしだ、時折「モテる」事実を何のためらいもなく肯定する人がいる。

僕が知る数少ないその一人がこの、ストレイテナーホリエアツシ氏だ。

何で言っていたのかは忘れたが(ロッキングオンの2万時インタビューとかだろうか)、ホリエ氏は気持ちが良いほど自分のモテを肯定してらっしゃった。そりゃモテるわな。だって、のっちとつきあってるんだよ?。世界で何人いると思ってんの?のっちと付き合ってるひと?何人のっちがいると思ってんの(混乱)???

 

 

確かにホリエ氏はなかなかのイケメンだ。しかも賢そうだ。そんなホリエ氏のモテ、の理由を勝手で無粋で無様(俺が)ながら探っていきたい。いや、そういうわけではないんだけど、この度リリースされたベスト2枚を聞いて、「あぁ、そりゃモテますわな。モテモテですわな、ホリエモテシですわな」と思ったので(そしてモテ発言を思い出したので)こんな導入で初めて見ました。こんばんは。ご機嫌如何?

 

ストレイテナーは二人組時代もイベントで見たことがある。そのときはドラムを鬼神の如くナカヤマ氏がたたきにたたいた結果、ドラムセットがぶっ壊れて途中で修理タイムが設けられていた。ただ、二人時代はそこまでポップに開かれていたイメージはない。先日書いたブンブンサテライツ同様、二人で音楽に向き合うというのは、どうしても内に向いたり、逆切れ的に外に乱反射していくようなスタイルになるのかもしれない。その後メンバーが増え、フェスのような不特定多数のフィールドでの演奏が増えたこともあってか、非常にポップで開かれた楽曲が増えていく。

 

でも、個人的にはストレイテナーのアルバムは、結構実験的というか、サカナクション等と同じように、シングルで興味を持ったファンにさらに広くではなく、どんどん深く潜ることを提案するツールのような印象が強い。

 

だがしかし、今回のこの2枚はベスト盤だ。なので、ひたすらにポップでひたすらにドラマチック、そして、何より「ロマンチック」だ。

そう、僕にとってストレイテナー(の特にシングルやリード曲は)はなんたって「ロマンチック」な音楽を鳴らす人たちだ。こここそが最初に書いた「モテ要素」だと断言したい!!

ポップな音楽

ドラマチックな音楽

ロマンチックな音楽

この中でロマンチックが圧倒的に他と違うのは、対一人の感覚、ではなかろうか。

ロマンチックな音楽はたとえ1万人にむけて歌われていようが、聞くファンは「一対一」で、そのメッセージが届けられているように感じる。これはバンプとかも一緒だと思う。

「わたしだけに歌ってくれてるのね、ホリエモン(別人)…」×1万 だ。

眼はハートだろう。わかる。はっきり言って、僕だってかなりの度合いで目がハートだ。モテ男には抗えない。僕だって(ハート)。

 

とにかく、ひたすらにロマンチック街道を爆走する2枚。それがストレイテナーのベスト、デイとナイトだ。とはいえ、ストレイテナーキンモクセイのような歌謡チックな歌で街道を表現するようなバンドではなく、ひたすらに格好の良いバンドアンサンブルでファンを魅了する生粋のロックバンドだ。とにかく演奏が格好良い。変な話、それこそこの2枚からランダムにフェスで5~6曲やれば、見ている紳士淑女の皆様方は「格好良い(ハート)」となることは間違いない。とんでもない高打率で、「グッドメロディ」「ロマンチック」「格好良い演奏」をクリアしている。メロディック三冠王だ。

 

個人的にここ数年でストレイテナーのworksで一番びっくりしたのは、本人の歌ではなく、バックナンバーがカバーしたシーグラスだった。もう完全にバックナンバーの曲にしか聞こえない。Twitter等でも結構話題になっていたと思う。

これは、バックナンバーが何を歌ってもバックナンバーになるという、ある種の小田和正無双状態にまで達しているという衝撃とともに、バックナンバーが歌っていてもおかしくないようなポップソングをストレイテナーが書いていた、書ける、作曲スキルが高い、ということも意味している。

 

とにかく、めっちゃ格好良く、ポップでありながら、「あなた」に語り掛ける名曲のオンパレード。そんなこの2枚のベストでありんす。

 

この2枚、「デイ」と「ナイト」にわかれてるんですが、個人的にはそこまで明確な区分けは無いなぁ、と思う。これはデイとナイトの定義や印象にもよるのかも。どうしても「デイ」という言葉の印象が(個人的には)スカッと晴れ渡る青空!みたいな感じなので、「違う」感じがするのだけど、デイはいろんな天気や気候があるわけで。個人的に「デイ」でこのアルバムにしっくりくるのは、ちょっとセピアがかったパステル調な印象の「スイッチ(ゲーム機)のゼルダみたいな昼間」なのですが、わかるでしょうか…。やったことない方はYouTube等でゼルダの世界にふれてい頂けると…。いや、めんどいですね、お前調子に乗るなですよね。ハイすみません。

 

とにかく希代のモテ男、ホリエ氏ひきいるストレイテナーのベストはひたすらにロマンチックでした!!

 

でも、やっぱり、ベストってそうなりがちですよね。バンドのカラーの一部がぐっとピックアップされるというか。テナーのアルバムは素晴らしいものがいっぱいあるので、ベストから深く掘っていくとただモテ男ではないダンディでニヒルな氏が見られるかと・・・。

 

『BEST of U -side DAY-』(初回限定盤)(DVD付)

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『BEST of U -side NIGHT-』(初回限定盤)(DVD付)

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