ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

yutaka hirasaka 「Anecdotes Tape」

家で洗い物をしたり、片づけをしたりする時、僕は基本インストゥルメンタルの音楽をかけるのですが、案外「これ!!」というのは少ない、というのはzmiさんの曲についてのときにも書きました。そんな中、このyutaka hirasakaさんは、迷った時に結構お世話になっているアーティストです。

 

今までの「breath」や「air's relic」は、非常に空気感のあるサウンドで、ギターをメインとしたちょっとメロディアス(この加減がこのジャンルはキモだと思っています)な名盤だったので、そのイメージでこのアルバムを聴いたのですが、今作はちょっと印象が違いました。今までは空や空気、自然を感じさせるサウンドだったのが、今作は屋内の印象。曲によってはグッとバンドサウンドによっていて、ポストロック的な曲や、ジャズっぽい楽曲もあり、アプローチの方向が変わったように感じます。

 

ギターメインの曲も今までよりも踊れるようなリズムの曲が増え、個人的には今のシーンに対するyutakaさんなりの回答のようにも感じました。

今後は、もしかしたらもっとドラマチックな変化が見られるのかも!!

 

と、思っていたら、全く知りませんでしたが、今月ニューアルバム「heavenly tone」がリリースされてるじゃないですかー!!!

Anecdotes Tapeが確か4月のリリースだから、約半年でのリリース!!!多作!!!

のってらっしゃるのでしょうか。早速まさに今!聞いてみました!!

最初、昔の作風に戻ったような印象を受けるのですが、複雑なフレーズが続く曲や、エレクトロニカや音響系のようなアプローチの曲、ミニマルなフレーズの曲など、更に先に先に進んでいるような印象でした。

 

でも、最新作まで聴くと、やはりこの「Anecdote~」は異質な気がします。

他のアルバムより都会的な印象がありながらも、どこか本能的というか粗暴な印象もある。とても魅力的な一枚です。

 

Anecdotes Tape

Anecdotes Tape