Red Hot Chili Peppers -Live At The Pyramids
レッチリのライブがエジプトのギザのピラミッドである。
その一方を聴いたのは昨日の午後だった。
僕ぁ(ぼかぁ)、そこまでレッチリの熱狂的ファンではないので、
Twitterでタマタマ知ったのである。
そして今、タマタマを偶々と変換することを知った。
熱狂的なファンではないとはいえ、レッチリのカリフォルニケイション以降のアルバムは全部聴いているし、それ以前もそれなりに聴いている。
あの、ケモノのようなドラムとベースに繊細なギターとグルーヴィーなアンソニーのヴォーカルののっかるレッチリサウンドは、唯一無二だし、「気持ちいい」ことこの上ない。問答無用に体が動く。だるまさんが転んだ中にかかったら、全員イッキにアウトだろう。
で
そんなレッチリのライブが
ピラミッドである。
ウケる。
ウケるな。
何の冗談だ、という感じが、
アホっぽい感じがとてもレッチリらしい。
しかも、どこかしら宇宙とつながってるっぽいし。
ミイラとか、スフィンクスとか、宇宙人とかが一緒に腰を振りだしたら、一気に宇宙平和も実現するのではないだろうか。
レッチリはアホっぽいのと同時に、すこぶる繊細で、なんというか・・・宇宙っぽい。
うかつに「(語彙力)」と書きたくなるほどの稚拙な文章をお許しください。
というわけで、「こりゃ見な!!!」と思ったのですが、その後ろに…
「日本時間午前3時」
うん。無理だな!!
そこで無理するほどのファンじゃないしな!!
あとで、実際のライブは4時からだったことを知るのですがね…
しかし、そこは心優しきレッチリ御大。きっちりアーカイブを残していただいておりました。
ちなみにライブは32分くらいからスタートします。
凄い。凄いぜ。
まず、50歳は過ぎてる(よね?)だろうチャドとフリーのリズム隊が、全くもって衰えを感じない。あいもかわらず野性味とアホっぽさと親しみと筋肉(マッチョ)をひたすらに感じさせまくる。単純にメチャクチャかっこいい。
そして、昔見たときは、個人的にはちょっと違和感(というか、迫力負け)していた、ジョシュのギターがとても良い。ジョンフルシアンテとは別の繊細さが、バンドに幅をしっかりと与えている。
もちろん、アンソニーのボーカルも最高。ただ、やっぱりあのヒゲの格好良さが僕にはイマイチわからない。格好良いのだろうか。格好良いのだろうな。
あと、全くライブ関係ないですが、ごめんなさい、写真の貼り方がわかんないので、是非ネットで見ていただきたいのですが、このyoutubeサムネ画像にも使われてるピラミッドのデザインのオフィシャルTシャツが格好良い。着たい。ピラミッドによる無駄なプレッシャーを周囲に与えたい。
そして、とうぜん今日の主役は君だ。ピラミッド。
なんせ日が沈んでいるので、イマイチ見えないいが、存在感がハンパない。
夕暮れとかからやればいい気がしたが、きっと暑いんだろう。暑くてどんどん寒くなる。ライジングの極端バージョンみたいなことになるんだろう。「ピラミッドみたかったのにー!!」とか言おうものなら白い目で見られて、屈強なSPにどこか(たぶんピラミッド)に閉じ込められるのだろう。
でも、この夜の照明にわずかに浮かび上がるピラミッドがなんとも荘厳かつ不気味で、たまらないものがある。そこにレッチリだ。
合ってるような気もするけど、どちらかといえばわけがわからない。流石レッチリだ。
あと、個人的には照明が大好き!すごーく格好良い!!!!
まずピラミッド型に組まれたフレームのみというセットと、そこに配されたLEDが、とても効果的で、あとは、足元のけして多くはないだろう照明のみなのだけど、これも凄くかっこいい。映像が単純にキレイ(生配信でもこんなにきれいな画像で見られるのですね。現代ビバ)というのもあるのだろうけど、シンプル且つ派手。我ながらひどい文章だが、シンプルかつ派手だ。そして、とにかく形がピラミッドなので、それだけでなんかたまんないけど、それだけで一歩間違うとダサい・・・が、すげぇすげぇ格好良い。
披露された曲も、ガンガン代表曲をやっているので、あまりレッチリを聴いたことが無い方もぜひ。
アンコールで、ジョシュがピアノ弾き語りで披露した、レディオヘッドピラミッドソングが、トムにしか見えないほどレディオヘッドだったのも最高!!
そのあとなぜか倒立しながら登場したフリーでマジ台無し(ほめてます)。
いやぁ、アホですな(ほめてます)。
とにかく、すべてが宇宙規模で。ピラミッドの中のあの人やこの人もいい迷惑だったろうと思います(適当)!!
音源はとりあえずベストはっときまーす!!!