ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

BUMP OF CHICKEN サブスクリプション解禁

先日、バンプが過去作品をサブスクリプションサービス全般に解禁しました。前々から、藤くん、というか、バンプのメンバーが音楽配信について、例えば「音質」や、「歌詞カード」等の理由により拒否をしていないのであれば、バンプのような、様々な世代に聞かれることに大きな意味を持つバンドはサブスクを解禁すべき、と思っていました。

 

配信については、バンプは既に、随分前から配信限定でシングルも多く切っていることからも、その点(音質等)におけるバンドの拒否ではないことは明らかなわけで、そうなると、どうして解禁しないのかね??を考えると、「サブスクリプションというものの、固定額で多くの音楽をカタログのように聞かれる、プレイリストで一部楽曲のみ聞かれる」という「楽曲の扱われ方」の点か、「レコード会社の兼ね合い」か、という気が素人の僕としては、しておりました。

 

で、そんなバンプが解禁!!

いよいよ解禁!!です。やった。やりました!!!

 

最近かなり大物と呼ばれるアーティストもサブスクを解禁しており、サブスクにあれやこれや委ねている僕としては本当にハッピーです。

 

が、

 

この度の解禁は、彼らの最新アルバムリリース前。7月10日のリリースは、直前と言ってもよいでしょう。そして、解禁されたのは前作のアルバムまで。つまり、今回の新作アルバム「aurora arc」に収録されるシングル群は解禁されていないわけです。

 

いや、そりゃそうだろ、というのもわかります。なんせ、今回のバンプのアルバム。ほぼ既発のシングルで構成されており、完全未発表の新曲という点でいくと、2曲(ですよね???違ったら訂正します・・・)というもの。リリースペースからもおそらくそのようなアルバムになるであろうことは想像がついていたし、そのこと自体は昔のバンプならともかく、今のスタイルとしては、全然アリだと思います。となると、既発配信シングル群を解禁すると、ある意味リリース直前のアルバムがほぼほぼ手に入ることになってしまう。確かにバンプはアルバムごとにストーリーがあるバンドだし、その2曲が加わることでそこに明確な「意味」があるとは思うのですが、セールスには影響があるのは確かでしょう。

 

こうなってくるとポイントとしては、アルバム発売に合わせて、既発シングル、そしてニューアルバムがサブスクリリースされるのかどうか??ということです。

 

特にある程度のキャリアがあるアーティスト(ミスチル等)は、サブスク解禁しても新作はしない、というパターンが多いと思うのですが、キャリアがあるアーティストこそ、サブスク利用者とCD購入者の客層がかぶらないと思うので、ガンガン解禁した方がよいと思うのですが、どうでしょうね??

 

個人的予想としては、解禁されないような予感がビッシビシと感じております。

 

で、ここで先日とても興味深いTwitterのつぶやきがあったので、転記させていただきます。

 

 

サカナクション、山口一郎さんのつぶやきです。

 

このアルバムは本当に素晴らしい大傑作だと思いますし、それをセールス面でもしっかりと結果につなげていることは本当に凄い。

 

ただ、これは、サブスクリプション配信が、CDのセールスに影響しない、ということでは無いと思います。おそらく配信がなければ、CDのセールスという点のみでいけば、もっともっと売れたでしょう。でも、「聞かれる」総量は大幅に減ったはず。

 

CDは彼らを熱心に聞いているファン(初回限定のライブ映像はファンなら絶対に購入したいと思う筈)やCD世代の方々へ、サブスクリプションは若い世代の音楽ファンや、幅広い層のサブスク利用する「サカナクションに興味はある」というリスナーへ。彼らの音楽を、強弱問わず「聞いたみたい、聞きたい」と思う人たちにしっかりと届けるツールとして機能した、ということなのではないでしょうか。

 

つまり、サカナクションは国民的バンド(という表現が適切ではないかもしれませんが)になったからこそサブスクが非常に効果的に機能したのだろうと思うのです。

 

それであれば、バンプのようなバンドこそ、新作をサブスク解禁すべきだと個人的には強く思います。バンプは青春のバンドです。それは僕のようなアラフォーの青春をバンプと共に過ごしたファンや、もっと年齢が上の人でも、必ず心のどこかにあるであろう青い部分を刺激する杞憂なバンドとして、もちろん今まさにその季節にいる10代の人たちにも、彼らの音楽は未だ全力で機能すると思います。その新作が様々な形で聞くことができるのは、とてもとても素晴らしいことだと思うんです。音楽というものの持つ大きな魅力が、それによってまた一つ花開くことができる筈です。

 

バンプは、もともと、ライブの映像化やベストアルバムのリリース、テレビ出演等に対し、その場での一対一のコミュニケーション、楽曲が求める立ち位置等から、拒否をしてきたバンドです。でも、彼らはそれらを徐々に解禁していきました。それは、大人の事情もあるのかもしれませんが、僕は、楽曲とファンに真摯な彼らであるからこそ、変化をしていった、とても誠実なものだと思っています。

 

だからこそ、この度が例えそうでなくても、今後どこかのタイミングで、同時解禁が実現することを願っています。それは、上記のような理由で、その方が彼らが届けたい一人、一人にその音楽が届くであろうと思うからです。

 

是非是非、解禁を願っています!!!

 

7月10日追記

何とー!!NEW ALBUM発売当日にサブスク解禁されました!

やった!!やった!!やったー!!!