桜エビ~ず 「さいしょのさいしょ」
今まで桜エビ~ずの12か月連続リリースを、「いや、バランスとして桜エビ書きすぎだろ」「毎月出してるからって書きゃいいってもんじゃないだろ」「何言ってんだYO!全曲最高だから俺のブログパワーが「書きたいっ」って叫んでんだYO!!!」と書きまくりに書きまくらせて頂いておりました。それがとうとう、完結。5月31日のこの「さいしょのさいしょ」で完結でアリマス!!YEAH!!!寂しいYO!!!
ん???
あれ?????
五月??????
月日、経っちゃってNight?????
YES!
経っちゃってマーーーーーース!!!
いや、これはですね、正直に書きますと、忘れていたとかではなく、
「この曲はどう書けば??」
という感じだったんです。
11曲目、「ねぇローファー」まで、ありえない程に完璧だったリリース。
「完璧」というのは、もちろん、単純に曲が全て素晴らしかったし、詞も、もちろんメンバーの歌、個性、ダンス。全てが考えられないくらいい高水準だったというのもあるんですが、何よりも「ものの見事にありそうでないところをついてきた」というところだと思うんです。今ベビーメタルが出てきても、正直そこまで驚かないと思うんですよね(イヤ、実際あのクオリティを見たら驚きますけど、ジャンルとして、という意味です)。それ程に日本のアイドルの楽曲はやたらめったら多様になった。そんな中で、大きくジャンルが飛躍するわけでもないのに、見事に「あ!これはうまいところを!!」という楽曲がバチンバチン出てきたのがこの11か月だったと思うのです。
で、このラスト12曲目。
一つ、誤解しないで頂きたいのは、決して悪い曲ではないです。作詞作曲は連続リリース第3弾の「まわるまわるまわる」と同じヤマモトショウさんと藤田卓也さんコンビだし、特に詞は凄く良いです。今までの連続リリースの歌詞をさりげなく入れていたり、「はじまり」ととても素敵に描いている。
正直、ちょっとびっくりしたのはアレンジだったんです。今まで凝りに凝っていたのが、とても簡易的に作られてるように僕には感じまして…。よく秋元先生が言う、「街中のスピーカーで流れていても良いと感じられる曲」アレンジのような感じ。もしかしたらとても凄いことをやってるのかもしれないですが、僕にはそう感じたんですよね。
でも、この2ヶ月、聞いたり聞かなかったりして、だんだんわかってきました。
これは、12か月で「終わり」ではない!ということなんじゃないですかね。
大仰な、それこそストリングスバチーン!!!みたいな曲をここに持ってきたら、これから始まっていくはずの、未来に希望多き桜エビ~ずが、12か月の長い戦いの果て、終わりを迎えたようになってしまう。
決してそうではなく、ここからむしろ始まるんだ、ということを、極めて自然体に届けた、12か月ラストシングルだったのではないでしょうか。
だから、軽いんです。軽い。
春の、それか、初夏のような、スキップを踏んで歩くような軽さ。
軽快さ。
それが、この曲なんだと思います。だから「さいしょのさいしょ」なんです。きっと!!
12か月連続は終わりじゃないんだ、という。
しかも、猛ダッシュで駆け抜けろ!!!
というよりも、「さぁさ、いきましょ」という日常から始まるような。
だから、「世界」と「きみとぼく」をサラッと描いた、この曲こそが、この立ち位置に相応しいのだろうと思います。
この後は、これらの連続リリース曲12曲に新曲1曲を加えたアルバム「octave」が8月21日にリリースされます!どのような曲順でどのような新曲が更なる彩を加えるのか!楽しみッス!!
しかしね…、藤井さん(マネージャー)が不器用なのか、スタダがそうなのかは知りませんが…、このアルバムについてホームページから見つけられないんですけども…。僕が不器用なんスかね…。今までも曲の配信リリースとはズレにズレたタイミングでPVが出てきたり、と何と言うかね・・・もどかしいんですよ!!彼女らの実力をもってしたら、このウン十倍は売れて日本じゅう、いや!世界中が夢中になって、アメリカのジェイク(仮名)から「ねぇタック(僕)、アノ、ミズハ??ってコはァ、ドゥして、ズィブンのことWO、「僕」ってイウんだダィ???」みたいな質問が僕のもとに届いたっていいくらいの潜在能力がありますんで!!!潜在してる場合じゃないんスYO!!!