ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

SUMMER SONIC Day3 youtube中継 「Nulbarich~Perfume~KingGnu~BLACKPINK~キズナアイ」

いやぁ、良い時代になりましたね。

自宅フェスですわフェス。

今年もマイライフワークことライジングサンには行けず、カッチリと働いておりまして、更に体調を崩し。本日休日は自宅にて静養。そんな中、救世主ですよ。youtube大先生!!!ありがてぇ!!!マジありがてぇ!!!!!

 

この中継、ライブと録画を組み合わせてるんですが、ライブとライブの間が開くと無音でTwitterがズラズラと出る映像に切り替わって、中継が始まるタイミングでジングル的な音楽が流れてアーティスト名が出てから始まるんですが、これがまさにフェス!!!って感じがして、とても良かったです。大満足!!!

 

そして、今回見たのは上記の方々。この後も見てた(見てる)んですが、キリがないので、区切りました。流れとしては、この後の中田ヤスタカ×きゃりーぱみゅぱみゅまでで一つの流れだと思うんですが、なんやらかんやらしていて、きゃりーちゃんはあまりちゃんと見られなかったので、キズナアイまでで。

 

この流れなかなか素晴らしいですよね。今の日本のシーンと世界の本流にガッツリ刺さっているBLACKPINK、そしてVtuberという流れ。

 

個人的にこの中で圧倒的だったのはPerfumeでした。

 

Nulbarichは僕は完全に食わず嫌いでした。イヤ、そんな気はしてたんですよ・・・、良いんだろうなって。何というかJQ氏の「違う世界線にいるGotch」みたいな風貌・雰囲気から、きっと僕なんか馬鹿にされるにちがいないと思い込みましてね。イヤぁまいったまいった。考えてみたら聞くだけだもの!バカにされないもの!(当然)

そして、JQ氏は思った以上に謙虚そうな素敵そうな方でした。バカ!僕の思い込み!!

ちょっと声がつらそうだなぁ(このステージの人は全般的にそんな感じがしました)という印象はありましたが、とても綺麗な声で、何より曲がとても魅力的。ポップでオシャレなイメージがあったんですけど、それはそれであってるんですが、決して敷居の高くない、凄く良質なポップスでした。素敵。

 

KIngGnuは、もう既にある種王者の風格が漂ってましたね。シーンで勝っている現状をそのまましっかりと推進力にしている。代表曲でそろえながらも、フェス的な勢い一発!BPM速い!!みたいな曲ではなく、しっかりと自己紹介しながら熱狂を膨らませていくセットリストは見事。ただ、これは個人的な印象ですが、彼らは音楽的なスキルが高いゆえに、荒々しさまでもしっかりと「表現」できている気がするんです。もっともっと、カタからはみ出していってよいような、その方がもっともっと突き抜けた格好良さが出てくるんじゃないですかね。すこぶる格好良い楽曲群はもっと熱狂や狂乱というような、ちょっといっちゃってるくらいの空間が似合っている気がします(もちろん生で見たわけではないので、実際に見ると違うのかもしれないです)。

 

BLACKPINKは、なんせ韓国勢に弱いので、ちゃんと聞いたのは初めてでした。メンバーそれぞれがとても魅力的で、キャラがたっていて、凄く勤勉な印象。凄く好感がもてるし、魅力的なグループだと思いました。でも、もっともっと世界基準なグループなんですよね?きっと。彼女達の誠実さゆえの日本語楽曲だと思うんですけど、こういう国外勢も多いフェスでは、世界の最先端の英語や母国語の楽曲でガツンとかましてくれたほうがその魅力が伝わる気がします。日本語の曲はきっと日本のJ-POP的なアレンジやメロディである場合が多いと思うので、なんていうんでしょうね、BOAさんみたいな、韓国のグループ創成期というか、こういう場では、圧が弱く感じました。でも、とっても魅力的でした!NulbarichとBLACKPINKはきちんと音源で聞きたいと思いました。

 

キズナさんは完全に専門外なんですけど、単純に映像でファンが熱狂する姿が、僕は好きです。とても自由な感じがして。音楽、ライブって、どんな人たちでも受け入れてくれる、間口の広さがあることこそが、これからの未来のいろんなことにつながってくると思うので。否定するのも簡単だし、それも今の空気だと思うんですけど、単純にそれはつまらないと思います。なんだって楽しんだ方がいいですよね。あと、「実物が見えない」というのなら、小さいライブハウスでもないかぎり、大体実物たいして見えないですよ。むしろデカいっすよキズナさんのほうが。みんな見えるし、最も見せる映像になっているだろうし。ごく一部の音楽を聞いている人たちを格好良いとか、音楽通みたいに言う文化はなくなっていくべきだと思います。だからこそ、その熱狂の渦の中にいる人たちが、他者の否定ではなく、肯定でつながっていくことが、とても大切だと思います。

 

で、perfumeです。すげぇ良かったです。あぁ、これが世界のperfumeなのか、と思いました。「私たちがperfumeです!」という圧倒的存在感。バンドもDJもダンサーも居ない、3人だけのステージであるがゆえに、その場を完全に3人がコントロールしているのが、はっきりと伝わってきました。音から空気から、すべてのコミュニケーションを掌握して、包んだうえで、自分たちの音楽を「楽しい!!」にくるんでバンバン届けてくる感じ、これは本当に凄かった。映像でもそう感じるのだから、実際にその場にいたら本当に凄かったろうと思います。実際、映像に映し出される観客の皆さんは一様にめっちゃ楽しそうでした。それでいて、決して目線は高くない。ファンと同じ目の高さで、一対一のコミュニケーションを成立させている。PTAのコーナーや、歯磨きソングみたいな、一見内輪ウケっぽいものも、コミュニケーションが開かれているから、余計なタガを外すツールになっていたと思います。当然youtubeでは全曲は見られないので、途中まででしたが、本当に素晴らしかったです。全曲見たかった!!!

 

とにかく、先日のフジロック、ロックインと、youtubeGYAO!等で、自宅に居ながらにして生の音楽を楽しむことができるきっかけがぐっと増えてきました。もちろん生の迫力には全くかなわないのですが、「見てみたい!」と思うきっかけづくりとして、フェスに行く前の予行演習として、凄く凄く良いことだと思います。おかげ様で、ライジングに行けなかったショックがかなり軽減されました…。ありがとうyoutube!ありがとうサマソニ!!