ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

Half-Handed Cloud 「Gathered Out Of Thin Air」

たまたまTwitterで知りまして、とても気に入っております。

 

とっても暖かい音のちょっとヘンテコなポップ。ただ、全くどのような方のどのようなアルバムなのかがわからないのでネットで調べたのですが、結局よくわかりません。

 

わかったのは、john ringhoferという方を中心としたユニットで、この作品は2010年から19年にかけての、アルバム未収録のシングル等を集めてリマスターしたものであること(というわけで(なのかはアレですが)この作品、60曲も入っております)、現在はフィンランドに家族と引っ越したこと、「神と水を同一視する」というヘブライ語聖書・新約聖書の文章に感銘を受けていること、更に「水と血液の関係性」「月と潮の満ち引きの関係性」「ルイス・クラーク探検隊の遠征とアポロ計画との類似点」「メルヴィルの「白鯨」の聖書からの影響」等々から影響を受けている、とのこと。

 

主に二つのサイトから教えて頂きました。ていうか、それしか見つけられませんでした・・・。「てめぇ!!ネットをもっとサーフィンしろよこのカス!!」と罵られるかもしれませんが、見つけられなかったのだからしょうが無い。

 

というわけで、情報が少ない且つ知れば知るほど訳がわからない(そして興味深い)という状態でありますよ。

 

これ、英語がわかればもうちょっと違うと思うんですけどね・・・、いや、からっきしですわ。でも、とっても素敵な曲であることはわかります。なんせ曲がいいからね!!!!

 

このアルバムについての文章ではないのですが、どうやら宅録的な感じで基本一人でつくってらっしゃるようです。いかにも宅録らしいローファイな温もりと遊び心にあふれているとても素敵な曲ばかり。曲も短いものが多くって、60曲があっという間・・・は軽く言い過ぎですが、とても心地よく聞けます。しっかり向き合って、その暖かさと切なさ、温もりと同時に現れる寂しさや孤独感を味わうのもとても良いです。その点においてはeels(の綺麗なメロディの曲)に近い感じもしますが、彼らはもっともっと孤独が深いというか…この作品は、より暖かさが強いと思います。でも、何というか、暖かさに油断していると、ふと頬を涙が・・・「あれ!?アタシ、泣い・・・てるの!?」とそこにしゃがみ込んでしまうことになりかねないような感じがありますな。そんな人が実際にいるかは知りませんし、僕はなりませんがね。アタシって言わないし!イメージです、イメージ。

 

とにかく、Spotifyやapplemusicを使っていると、ときおりふとした出会いに感謝したくなることがあるのですが、これはまさにそうでした。世界中のポップスを愛する皆様方にオススメであります!

 

 

Gathered Out Of Thin Air

Gathered Out Of Thin Air