ももいろクローバーZ 「stay gold」
これだ!!これだよ!!!!やった!!やったよ!!!!
と、思ったももクロちゃんの新曲「stay gold」のMVのことです。
曲では無くMVです。このMVこそがワタクシが待ち望んでいたものですよ!!!
ハイこれ!!
まさにこれですわ。ワタクシこれを待ってましたわ!!
えー、思いっきり個人的感想ですのでよろしくお願いします!!まぁブログとはそういうものですわね。
とにかくですね、ももクロちゃんは、これからメンバーがやめたいと思うまで、いくらでも続いていってほしいグループですので、冗談でもなんでもなく、私たち今にも会えなくなる(年齢的に)アイドル!という、死すらも笑い飛ばせるような、最強のグループになりうる希有な方々だと思います。見た目ももちろん、綺麗でかわいらしいと思いますが、それ以上に、「生き様」を見せ続けることができる、超絶格好良い女性たちだと思いますので、年齢を経ていくことは彼女たちにとってプラスしか無いはずです。先日、道重さゆみさんが「私に劣化は無い、今が一番かわいい」的なことを言っていて、相変わらずなんと格好の良い方だろうと思いましたが、彼女たちもまさに今が一番最高なんです。
でも、それを実現するために必要だと(勝手に)思っていることが2点ありまして、それが
①今の彼女たちに合った衣装を含めたイメージ
②今の彼女たちに合ったサウンド
です。これらこそが、彼女が変わらずにいるために必要なものだと思うんです。前にも書きましたが、変わらないというのは、そうみえるために「変わり続ける」ことです。いつまでも仲良く、わちゃわちゃとかわいらしくて、修学旅行のような彼女たちも素敵だと思いますが、当然年齢を経ていくと形は変わっていきます。それにしっかりと寄り添えるイメージとサウンドが必要だと思うんです。
で、今回の曲です。
このMVは「まさに!」でした。凄く格好良いし、衣装もそんなに違和感が無い。初期のインパクト一発みたいな衣装は、今の彼女らには僕は合わない気がします。もっともっとイメージカラーは差し色程度で良んじゃないですかね。「自分との戦い」みたいなMVテーマも、内面と向き合い、磨き上げ続けてきた様々な楽曲テーマと、彼女ら自身に合っています。
歌詞は、今作はドラマタイアップですし、わかりやすくてこれはこれで良いです。
歌詞については、gounn以降、仏教思想的なものや、アセンションのようなスピリチュアル的なフレーズなど、基本的には、いかに自分と対峙していくかという詞は、今のシーンにおいてはオリジナルなものです。加えて、前作のアルバム及び東京キネマ倶楽部でのライブでは、LGBTQ+等も含めた多様性へのアプローチも見られ、これからの時代を考えてもとても面白いと思います。
ただ、今作は、曲としては、ちょっとありがちというか、そこまで強い個性を感じるものでは無いです。もちろん悪い曲では全くないし、シングル的なキャッチーさもあるとは思うのですが、正直なところ、個人的には2枚同時発売のアルバム「アマランサス」と「白金夜明け」以後のシングル(ザ・ゴールデン・ヒストリー以降)は、いまいちピントが合っていないというか、どのようにやっていくのか見えない気がします。
NARASAKIさんを筆頭とした、ハードロック路線も今までの成功例の最大公約数のような感じがしますし、インビジブルマナーズの、ちょっと独特なひねくれたポップ路線に振り切るような感じもしない。どれもダメというわけではないんですが、結局ももクロといえば、未だヒャダイン、怪盗少女、という一般のイメージを打破できていない気がします。そもそもこの曲ももいろクローバーの曲ですしね。
例えばスマップとかは、作曲家を固定しなくても、彼ららしさが楽曲から漂っていたと思うし、後輩グループであるエビ中もそこは明確化されていると思うんです。歌声としては、そこまで強い主張のあるグループではないだけに、これぞ!という曲、方向性がフィットしたら、一気に止まらないももクロなりの王道が確立されるように思います。
あと、これは本当に個人的な意見ですが、彼女達はどこかでセルフプロデュースに舵を切る時がくる気がします。それができるスキルを持ったグループだし、きっとその方がらしい色が出てくるはず!!
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