ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

Spotify VS applemusic (androidの)

前にも書かせてもらったのですが、ワタクシspotify(以後スポ)とapplemusic(以後リンゴ)の両方を有料契約して現在使用しております。

で、これが大事なところで、携帯電話(スマホ)はandroidです。機種はシャープのaquossense2で、キャリアはUQモバイルです。

スマホの処理能力としては、低いと思いますが、機種変更してからまだ5か月弱なので、容量等は余裕があると思います。

 

というのを前提として、何故に二つの音楽サブスクアプリを契約しているかというと、簡単に言うと

 

アプリとしてはほぼ全てにおいてスポのほうが使いやすい。が、リンゴのほうが聞きたい曲が多く入っており、パソコンのiTunesともクラウドでつながっているので、リンゴじゃないと聞けない曲が一定量あるため。

 

です。

 

そして、ここで大事なのが、僕のリンゴはandroidのアプリだという点です。

リンゴの本家であるリンゴフォン(iphoneともいう)を使っている方々から、リンゴについて僕と同様の苦情はほとんど聞いたことがありません。androidだからこその不満なのだろうと思います(じゃあYOUリンゴフォンにしちゃいなよ、とお思いかもしれませんが、高いんすよリンゴフォン…変えるの大変そうだし…)

 

以前から、リンゴはandroidにおいて、アップデートも遅く、イマイチやる気は感じられるものではありませんでした。そして、当初より基礎的な部分において不満はずーっとありました。アップデートで改善されたものもあれば、より悪くなったものもあります。

 

でも、スマホで難しいのは、自分の使用環境や機種が原因のトラブルもかなりの量あるという点です。僕に起きていることが他の方々にもおきているとは限らないのです。それについては、断言は難しいのですが、アプリストアのコメントを見ると、少なからず同様の不満を持っている方はいらっしゃるようですので、ちょっとここで、androidにおける、両アプリのメリットデメリットをツラツラっとかかせてもらえればと思います。

 

まず互いのメリット(長所)を

 

リンゴ

1 itunesとリンクできる(サブスク解禁されていないアーティストも自分が持っていればリンゴで聞ける)

2 個人的な印象として、邦楽に強い(アーティスト数が多い)

3 新しくライブラリに入れたアルバムがすぐにわかる

  (リンゴはアルバムをライブラリにいれると、入れた最新順にリストで出るんですが、スポは再生しないとリストに乗らない(もちろんライブラリには入ります))

 

スポ

1 すべての処理が早い

2 プレイリストが魅力的

3 音質を選べる(ほかにも細かな設定がリンゴよりできる)

4 新たなアーティストの発見がリンゴよりもできる

 

そしてデメリット

 

リンゴ

1 とにかく曲がきけない 途中でアプリがすぐに停止する

2 一つ一つの処理が非常に遅い

3 新たな発見が少ない(新しいアーティストを知る機会が少ない)

4 新曲リリース(邦楽)が水曜0時に解禁されるが、新着に反映されるのが金曜日

5 時々再生したいアーティストと違うアーティストが再生される(例:小沢健二を再生すると小林旭が流れる)

 

スポ

1 楽曲数が少ない(邦楽)

 

以上です。

要は、使いやすさは圧倒的にスポなんです。僕にとっては。が、聞きたい曲が入っていないことがあるんです。例えば、スポにはYUKIさんが入っていません。あと、アイドル系は基本リンゴのほうが充実しています。逆にスポにしか入っていないこともありますが、頻度は低いです。洋楽は僕が聞きたいレベルであれば、どちらも入ってます。聞こうと思って聞けなかったことはあまりありません。

ただ、音楽プレーヤーとして、最も大事なのは、聞きたい曲が入っていることです。その点において、僕にとってはリンゴの方が魅力的なのです。

 

が、

が、ですよ。

音楽プレーヤーとして最も大事なことは「聞きたい曲が入っていること」と思っていましたが、そうではないのですよ。もっと、もっと大事なことがあるんです。

 

それは、

「音楽が再生できること」

です。

 

あたりまえ。

 

あたりまえです。ですが、リンゴはこれがクリアできません。再生しようとするまでに、基本1回はアプリが停止し振り出しに戻ります。1回と書きましたが、実際1回で済めば良いほうです。そして、無事再生できても、数曲で停止します。そして最後に再生した曲のアタマに戻ります。そして停止したまま。最近はもっとひどく、曲の途中で停止し、アタマにもどります。つまり、最後まできけません(特定の楽曲にこれは発生します)。この症状はほかの方々でも発生しているようですので、いずれは改善されるかと思いますが、ドッコイ改善されないことも過去には多々あったので、何とも言えないところです。

 

あと、プレイリストに登録したはずが入っていないこともよくあります。というか、プレイリストの作成、アルバムをライブラリに入れる等、ものすーごく時間がかかります。イメージ大体、1曲をプレイリストにいれるのに15~20秒くらいはラグがあると思います。そこで次の曲を入れようとすると、処理が落ちます。つまり、プレイリストに1分で3~4曲しか入れられないことになります。これはスマホの方に原因があるのかと思いましたが、スポは1秒もラグなくプレイリストに入ります。あと、楽曲再生は僕の使っているUQモバイルの「低速モード」でも問題なくできますので、その辺の処理はそこまで容量はくっていないと思います。

 

あと、どちらのアプリにも自分に曲を「おすすめ」してくれる機能があるのですが、これは間違いなくスポの方が優秀です。ありとあらゆる方向で、「次これ聞いてみないかい?」「こんなのはどうだい??」とすすめてくれます。あと、アーティストや有名なライターさんのプレイリストが多く楽しめるのもスポです。

 

で、もう1点。リンゴのデメリット4番。これはなぜなのでしょうか。スポは水曜0時に邦楽ニューリリースが更新されるのですが、リンゴは更新はされるのですが、知るすべがなく、金曜日になると午前中のうちに、新着リリースが更新されます。なので、僕は以前は無料契約していたスポで新着曲を確認し、リンゴで検索、再生するという非常に無駄なことをしておりました。わからないですが、洋楽は金曜解禁が多いので、そこに準じているのかもしれません。とにかく、わかりづらいのは確かです。

 

以上です。

ので、個人的にはスポの邦楽がもうちょい厚くなるとスポ1本で良いです。バンプや米津さんあたりが、サブスク解禁してくれると、itunesとのリンクもあまり必要なくなるのですが、これはまた別問題。

逆に、普通にリンゴがプレーヤーとして使いやすくなると、リンゴ一本でもよいです。

 

ただ、これは原因がどこにあるのかは正直シロートにはわかんないですね。グーグルがリンゴにアプリを更新しづらくしてるのかもしれないですし、単純にandroidのノウハウがないからなのかもしれないですし。最近スポとリンゴのもめ事がモメモメしてますが、単純にアーティストに適切な利潤が分配され、リスナーがより音楽を楽しめる状況になってもらえればな、と思います。

 

GEZAN 「Silence Will Speak」

最近このアルバムばかりをきいておりました。

リリースされたタイミングでも、Twitter等で、非常に絶賛されていて、Gotch氏らも「こいつはイカしてますぜ」と仰っていたので、「じゃあ聞いてみますぜ、サブスクサンキュッ!!」とワタクシめも聞いてみたのですが…

 

「・・・絶叫」

 

と思い挫折。

ワタクシ、絶叫系はあまり通っておらず(とはいえ凛として時雨が大好きですがね)、ハードな音は高校あたりでヴィジュアル系(そこか)をガッツリ聞いておりますので、好きなのですが、そこにスクリームが入ると「おっと、ひ弱なボクチャンが近づいてはいけないゾーンだわね」と引いてしまうのです。

 

そんなこんなで、リリースから時は流れ…、

先日アップした「踊ってばかりの国」のライブ映像が、GEZAN主催のイベントのものだったようで、下津さんが「ゲザンありがとう」「ゲザンあいしてる」「ゲザン最高」と連呼しており(一部誇張あり)、ゲザンか…、あのゲザンか…、と思ったのです。

 

しかし、本当に踊ってばかりの国のゴーストと言う曲が素晴らしすぎる程に素晴らしく、であれば、ゲザンも間違いなく素晴らしいに違いない!と再挑戦させて頂きました!!

 

スクリームの

その先へ…

 

たどり着いたよ。たどり着いた。

 

最高だよ。スクリームのその先はよ・・・

 

しかもこのアルバム、本当にスクリームのその先があるんですよ。絶叫バッチバチは前半アタマ3曲で、「懐かしい未来」を境に、名曲DNAは非常にメロディアスでポップでありながら、印象的なフレーズが随所に顔を出す名曲。

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その後も本当に良い。

 

で、更に言いますと、アタマ3曲の絶叫3曲がとても素晴らしいのですよ。ハイ矛盾!!

でも、本当に。

実際しっかり聞くと、とにかく演奏が格好良い(特にドラム!!!)し、曲の中にギターやベースのフレーズで凄く印象的なメロディアスなパートがある。

そして、詞がすごく、すごく誠実。嘘がない感じがする。なんでかわかんないけど、「何も言うな、ワシにはわかる」という職人のような説得力がある。

メッセージがはっきりと入ってくるし、感覚的にとてもフィットする感じがする。ネット記事でボーカルのマヒトゥザピーポーさんのインタビューを見ましたが、かなりぶっ飛んだ印象のある方ですが、政治の解釈等、「なんか(文章化できないけど)わかる」「なんか(文章化できないけど)説得力がある」。この人からこの歌詞が生まれるのだなぁ、という印象。何とも魅力的な方です。

詞が明確にアタマに飛び込んでくる感覚があって、体にそのままにしみ込んでくる。

とにかく好きです。詞。

 

特に個人的なお気に入りは

 

「イメージが希望をデザインする(懐かしい未来)」

 

「クソな真実ならエレキでかき消そう そのためにファズがある このひずみこそが愛だよ(DNA)」

(※詞がネットに無いのでサブスク民であるワタクシの聞き取りゆえ、細かい表記の違いはご容赦ください…)

 

というあたりです。

とても繊細でロマンチックでありながら、しっかりと今の時代に足を付けて前を見定めている感じがする。

 

メロディは、和な感じもあり、後半部分はBAZRAの初期作(ひょうろくだまとか)にも近い印象がありました。

 

音がとっても気持ちが良くって、かつしっかりとその声を、メッセージを届けられる、今の時代に是非そばに置いておきたいバンドの超傑作な一枚です。

 

 

SILENCE WILL SPEAK

SILENCE WILL SPEAK

 

 

 

 

Red Hot Chili Peppers -Live At The Pyramids

レッチリのライブがエジプトのギザのピラミッドである。

その一方を聴いたのは昨日の午後だった。

僕ぁ(ぼかぁ)、そこまでレッチリの熱狂的ファンではないので、

Twitterでタマタマ知ったのである。

そして今、タマタマを偶々と変換することを知った。

 

熱狂的なファンではないとはいえ、レッチリのカリフォルニケイション以降のアルバムは全部聴いているし、それ以前もそれなりに聴いている。

あの、ケモノのようなドラムとベースに繊細なギターとグルーヴィーなアンソニーのヴォーカルののっかるレッチリサウンドは、唯一無二だし、「気持ちいい」ことこの上ない。問答無用に体が動く。だるまさんが転んだ中にかかったら、全員イッキにアウトだろう。

 

そんなレッチリのライブが

ピラミッドである。

 

ウケる。

ウケるな。

 

 

何の冗談だ、という感じが、

アホっぽい感じがとてもレッチリらしい。

しかも、どこかしら宇宙とつながってるっぽいし。

ミイラとか、スフィンクスとか、宇宙人とかが一緒に腰を振りだしたら、一気に宇宙平和も実現するのではないだろうか。

 

レッチリはアホっぽいのと同時に、すこぶる繊細で、なんというか・・・宇宙っぽい。

うかつに「(語彙力)」と書きたくなるほどの稚拙な文章をお許しください。

 

というわけで、「こりゃ見な!!!」と思ったのですが、その後ろに…

「日本時間午前3時」

 

うん。無理だな!!

そこで無理するほどのファンじゃないしな!!

あとで、実際のライブは4時からだったことを知るのですがね…

 

しかし、そこは心優しきレッチリ御大。きっちりアーカイブを残していただいておりました。

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ちなみにライブは32分くらいからスタートします。

 

凄い。凄いぜ。

 

まず、50歳は過ぎてる(よね?)だろうチャドとフリーのリズム隊が、全くもって衰えを感じない。あいもかわらず野性味とアホっぽさと親しみと筋肉(マッチョ)をひたすらに感じさせまくる。単純にメチャクチャかっこいい。

そして、昔見たときは、個人的にはちょっと違和感(というか、迫力負け)していた、ジョシュのギターがとても良い。ジョンフルシアンテとは別の繊細さが、バンドに幅をしっかりと与えている。

もちろん、アンソニーのボーカルも最高。ただ、やっぱりあのヒゲの格好良さが僕にはイマイチわからない。格好良いのだろうか。格好良いのだろうな。

あと、全くライブ関係ないですが、ごめんなさい、写真の貼り方がわかんないので、是非ネットで見ていただきたいのですが、このyoutubeサムネ画像にも使われてるピラミッドのデザインのオフィシャルTシャツが格好良い。着たい。ピラミッドによる無駄なプレッシャーを周囲に与えたい。

そして、とうぜん今日の主役は君だ。ピラミッド。

なんせ日が沈んでいるので、イマイチ見えないいが、存在感がハンパない。

夕暮れとかからやればいい気がしたが、きっと暑いんだろう。暑くてどんどん寒くなる。ライジングの極端バージョンみたいなことになるんだろう。「ピラミッドみたかったのにー!!」とか言おうものなら白い目で見られて、屈強なSPにどこか(たぶんピラミッド)に閉じ込められるのだろう。

でも、この夜の照明にわずかに浮かび上がるピラミッドがなんとも荘厳かつ不気味で、たまらないものがある。そこにレッチリだ。

合ってるような気もするけど、どちらかといえばわけがわからない。流石レッチリだ。

 

あと、個人的には照明が大好き!すごーく格好良い!!!!

まずピラミッド型に組まれたフレームのみというセットと、そこに配されたLEDが、とても効果的で、あとは、足元のけして多くはないだろう照明のみなのだけど、これも凄くかっこいい。映像が単純にキレイ(生配信でもこんなにきれいな画像で見られるのですね。現代ビバ)というのもあるのだろうけど、シンプル且つ派手。我ながらひどい文章だが、シンプルかつ派手だ。そして、とにかく形がピラミッドなので、それだけでなんかたまんないけど、それだけで一歩間違うとダサい・・・が、すげぇすげぇ格好良い。

 

披露された曲も、ガンガン代表曲をやっているので、あまりレッチリを聴いたことが無い方もぜひ。

 

アンコールで、ジョシュがピアノ弾き語りで披露した、レディオヘッドピラミッドソングが、トムにしか見えないほどレディオヘッドだったのも最高!!

そのあとなぜか倒立しながら登場したフリーでマジ台無し(ほめてます)。

いやぁ、アホですな(ほめてます)。

 

とにかく、すべてが宇宙規模で。ピラミッドの中のあの人やこの人もいい迷惑だったろうと思います(適当)!!

 

音源はとりあえずベストはっときまーす!!!

 

 

Greatest Hits

Greatest Hits

 

 

 

CHAI 「PUNK」

ずいぶんと時が経ってしまいましたが…。

今年サブスクボーイズ&ガールズ(邦楽編)が最も興奮したのは、

あいみょんとワンオクとチャイのアルバムがプリッと配信された日でしたよね!!

間違いない!!

まぁちがいない!!!

 

邦楽で今最もアツいあいみょん

邦楽で今最も世界基準を感じるワンオク。

邦楽で今最も世界基準の価値観を持つであろうチャイ。

 

それぞれについて書きたかったんですが、時も経ち、待ちきれずあいみょん書いちゃったんで、もうバラバラに行きますワ。行きますワヨ!!

まぁ…正直ワンオク詳しくないですしね…。

でも、だからこそ今回のアルバム聞きやすかったんですよ。まぁ、それはいずれまた…。

 

で、チャイです。

「最も世界基準の価値観」と書きましたが、当然それは彼女たちが「NEOかわいい」を提唱し、「コンプレックスはアートだ」「コンプレックスは個性だ」というテーマを掲げており、それが世界的なポリティカルコレクトレスやダイバーシティのような概念と合致しているから、というのは間違いないところだと思います。実際ワールドツアーを行い、スーパーオーガニズムに帯同しているところからもチャイが世界とリンクしようとしているのは間違いない。

 

ただ、正直それが日本でどこまで受け止め切れているかが難しいところ、というか。

 

いや、ヤフコメ的なものがまっとうな評価基準ではないことは重々わかっているんですが、実際にメディアでのふるまいに否定的な人は上の年代も含め、かなりの量でしょう。

 

何を言いたいかというと。

わかっている方は多いかもしれないですが、あれです。Mステ。

 

彼女らがすこぶるフラットにタモさんと会話している姿は、僕個人はフツーに見ていました。そういう人たちだって思ってたし。

が、ネットを見ると「敬語使えや」「なんだコイツら失礼すぎ」的コメントがバッキバキ出てました。

 

でも、おそらく、ですが、タモさんは失礼な奴らとは思わなかったと思うんですよね。

 

この「敬語」というものがヤッカイだとは思うんですよ。相手を敬う、という点において、とても美しい言語であることは確かなんですが、それを相手に強いると、どうしても上下のスタンスになってしまう。

チャイは、おそらく誰に対してもあのスタンスなんです。KingGnuと共演した時もまっっったくおんなじだったし。

きっと僕に対してだって同じ(はず)。

 

それは、相手を尊重してないのではなく、すべての人を平等にフラットにコミュニケーションをとってるんですよね。

 

つまり、「自分も含めた」すべての人を尊重してるんです。

そう考えると、やはりチャイは正しい。と思う。

 

 

ひとつだけ、すこぶる勝手に気になることを言うとすれば、彼女らはそのスタンスを無自覚で天然に行ってるわけでは絶対に無いと思うんです。

それじゃなきゃ、あのピンクの衣装は着ない。

実際天然なのかもしれないけど、相当に賢いのだと思います。

ゆえに、現在の価値観への攻撃性が時折除く。攻撃性自体は良いのですが、多少の彼女ら自身の感情を感じる。そうなると、そこはフラットなコミュニケーションからズレると僕は思うんです。これはすごく個人的だし、すごーく繊細な部分だと思うので、????と思われる方も多いかもしれないし、僕がずれてるのかもしれないですが、僕はそう思うんです。

 

でも、彼女らの掲げる「NEOかわいい」は僕も「サイコー!!」と思ってます!!

 

www.youtube.com

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で、ようやく今作「PUNK」です。前作の「PINK」の次はパンク。彼女らがパンクを掲げ破壊するのはやはり価値観でしょう。

 

が、ここで僕が書きたいのは、音です!!オト!!!

元々チャイのリズム隊はとても上手だし、格好良いのですが、それがいっそう進化してる!!単純にものすごーく格好良い!!!

凄い!と思うのは、彼女らはテレビでの演奏でもめっちゃ格好良いんですよ。

生で、ライブで見なくても充分格好良いのがわかる。

 

このリズム隊なら、しっかりと世界のドコでも、「おっ!?」と思わせれると思うんです。

 

これから様々な価値観がどんどんどんどん、交わり、変わっていくのでしょう。

それはとっても面白い時代だと思います。

そんななかでチャイは、そのテーマソングを歌えるグループです。

どんどん、おっきくなるチャイを見ていたい!!

その変化の最初のページがこのPUNKです。きっと。

 

 

PUNK

PUNK

 

 

踊ってばかりの国 「ghost」

ずっと長くファンでいる人たちの第一印象は必ずしも良くは無い。

これは、本当に往々にしてあることでして、皆さんは無いでしょうか。

むしろ、最初の印象が悪い人達ほど、長く深く好きな気、すらするのです。

 

これは、嫌よ嫌よも好きのうち的なことなのでしょうか。

よくわからないですが、本当にそうなのです(なんかおんなじようなことを前にも書いたかもしれませんが…)。

 

例えば、BUMP OF CHICKENは「何このちょっと気持ち悪いMV(ランプ)」

安藤裕子は「なにこのシャレオツ気取った人(ドラマチックレコード)」

ももいろクローバーZは「なに組体操やってんの、歌えや(怪盗少女(NHKポップジャムにて)」

ファンの皆さまごめんなさい。でも、僕自身も今はそれぞれにめっちゃファンですので!!!

本当にこれらが偽らざる第一印象です。なぜなのでしょう。

 

 

 

で、前置きが長くなりましたが、踊ってばかりの国です。

中心メンバーの下津光史さんは、現在はサッパリしたヴィジュアルですが、昔はロングヘアーで、かなり刺激的な発言をバチコムとカマしてらっしゃったイメージがあります。多分タナソーさんとのインタビューだったと思うんですけど、内容をロクに覚えていないのが、本当に僕のしょっぱいところですが、とにかく毒on毒。毒on(ドックオン)!!みたいな。

 

みたいなイメージ。

そして、そういう方々の多くがそうであるように、下津さんも、それなのに、なのか、それゆえ、なのかわかりませんが、非常に繊細な方なんだろうと思います。

 

で、何が言いたいのかといいますと、そういうインタビューを楽しく読んでいたんですが、実際音源を聞いても、僕個人としては、そこまでハマらなかったんです。

僕ごときが非常に失礼な感想であることを承知で言わせてもらうと「言う程凄くなくない?」と思っていました。つまり、上記の方々同様、好きじゃない、という感じだったのですよ。

 

でも、違う。まちがってた!!!!!

 

 

結局、これも自分の合うタイミングじゃなかったんだろうと思います。結局自分なんですよね。でもそりゃそうだ。音楽って自分で選んで聞くものだもの。

 

で、ついにそのタイミングがやってきたのだろうと思います。

何でかわかんないですが、youtubeの僕のタイムラインに突然この画像が出てきました。

 

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ぶったまげました…。

これ最高じゃないですか。マジでマジで。

イントロからもう腰が砕けるほど、音楽の世界に入っていく。

そして下津さんの歌が始まった瞬間、完全に飲み込まれる…!

 

それこそボーカルも含め、フィッシュマンズの佐藤さんに近い。

昔っからフィッシュマンズとの近似性を書いている文章は見ていたのですが、それもイマイチわかんなかったんです。でも今まさに「近い」と思ったのですよ。

 

きたね。時がね(完全にMy時。マイトキインマイヘッド)。

 

それでピンときて、ゴ・ゴ・ゴ・ゴースト!!!!と思ったのですが、この曲まだリリースされてねぇ!!!!!ので、これを聞きました。

 

 

君のために生きていくね

君のために生きていくね

 

 

最高です。

何書いていいのかわかんないですが、最高ですよ。ずっと聞きたい。

どの曲が良いとかじゃなく、このアルバムが良い。この曲順が良い。

 

演奏のさりげないけど、一つ一つの音がしっかり聞こえてくるのも素晴らしいし、まったくムダが無い。

 

バンドについて知りたくなり、必殺wiki攻撃しようと思ったら、ビックリするくらい最近のことが更新されて無い!!!

自分のネット頼りを恥じましたね。そういうときだってある。

なんも音楽だけしっかり聞けばいいよね。

当面このアルバム聞きまくります。ていうか、めっちゃ聞いてますこれ。

 

それで、さかのぼって初期のアルバムも少し聞いたのですが、今の所僕はこれが好きみたいです。ていうか、とりあえずこれを聞いていたい。もうちょい時が経ったらもっと色々聞いてみます。

 

 

そして、そんなこんなでghostのPVも公開されました。

 

www.youtube.com

 

これも凄いく良いよね!!!すげぇ良いよね!!!!!

 

そして、これが入ったアルバムがドーン!!!

 

 

光の中に

光の中に

 

 

 

5月リリースです。

これは、CDで買おうかなぁ。欲しい。

好き。

新たに好きな音楽に出会う瞬間って本当に最高ですよね。

そのバンドが解散してなかったらなおさら最高。

楽しみがまた増えました。

SEKAI NO OWARI 「 YOKOHAMA blues 」

本当はアルバムについて書こうと思っていたのですが、とりあえずサブスクが解禁されていないので、この曲についてちょこっと書きたいと思います。

なんせサブスクが全てですので。ラブサブスク!!

 

先日Mステを見ていたら、この曲を歌っていたんですが、個人的にはその日のMステは、欅坂とKingGnuとセカオワ目当てでみておりまして、こっちの胸が苦しくなるような平手さんのパフォーマンス(本当に辛そうにしか見えないんですが、本当にこれで良いのでしょうか…???)や、常田さんがちょっと歌いづらそうに感じられたヌーの後、セカオワっちが登場しました。そして、「すげぇ・・・」と。

 

圧倒的でした、セカオワ

この曲、まず何がすごいってタイトルですよね。ではまずカタカナで書いてみましょう。

ヨコハマブルース。ヨコハマブルース。

漢字でも書いてみますか

横浜ブルース。横浜ブルース。

わかりやすさを重視し、二度書いてみました。これ書いて思いましたが、横浜と打つとベイスターズと打ちたくなりますね。結果的に横浜ベイブルースと打ちたくなりますね。いや、そういう話ではないんですがね。

 

話を戻しましょう。

指摘している人は多々いるでしょうが、こりゃ、完全にシャンソンとかの世界。淡谷のり子さんが浮かびますな。しかし、そもそもブルースとはウィキペディアによれば、アメリカ発の「孤独感や悲しみを表現する独唱歌(がっつり勝手に省略したので、意味が違ったらすんません)」だそう。確かにこの曲は孤独や悲しみを表現しているわけで、なるほど合ってる。でも、これを相当な勇気が無いと「YOKOHAMA blues」とは付けないでしょう。

 

そして、この曲、何がすごいって、基本的に「ある特定の女性」のことしか歌っていないこと、です。

いろんな人に共感を生むことがポップソングであるなら、これはある意味、世界で一人しか共感しない歌、かもしれないのですが…

でも、徹底してその「一人」を描いたことで、そのウソ偽りなさ(実際にはもちろんわからないですけどね)によって、「君」がとてもくっきりと輪郭を持って、逆に開かれた存在になっているように思うんです。

その一人が明確に見えることで、その「君」を誰もが脳内に描くことができる。

そして、今まさに独り佇み、そこで彼女の香りを感じたような「彼」を感じることが出来る。

 

徹底した「対1人」のコミュニケーションが、大きな輪を描くことにつながるというこの曲の形は、とてもSEKAI NO OWARIらしい、狭くて広い名曲だと思います。ちょっと40のオッサン(自分)には照れくさいですが。

 

彼らは、世に対し、一切媚を売らないバンドです。ものすごく誠実なバンドです。

だからこそ、過剰でもあり、ともすればナルシスティックになりがちな表現が、誠実さによって、ファンの信頼につながっているんだろうと思うのです。ゆえに、彼らをよく知らない「ちょっと聞いた」ような人たちには、否定的な目線を投げられることも多いのでしょう。

 

それは、誠実ゆえ、です。

 

彼らはまさにこの曲で「世の中はなんだか息苦しくなったね 炎上だなんだと騒いでさ」と歌っているその「世の中」こそが、その否定的な存在なのでしょう。

 

いつだって、彼らは「僕らと同じ目線」でいてくれるんだと思います。

そのまっすぐな目線をそらさずに、しっかりと見つめると、彼らの魅力が必ずや伝わってくるはず。

 

そんな、セカオワらしい名曲です。

あぁー、アルバム聞きたい―!!!!

 

なんか、ツイッターで、ラインミュージックでは解禁されてると書いている方が居たので、よくある「ラインミュージック先行」だったらいいなぁー。それなら1週間以内くらいでspotifyapple musicも解禁されると思うので―!!!

 

 あ、この曲はMVが無いので、収録アルバムを貼っておきますー。

 

Lip?(初回限定盤)(CD+DVD)

Lip?(初回限定盤)(CD+DVD)

 

 

あいみょん 「瞬間的シックスセンス」

このアルバムのリリース前後。僕がフォローしているTwitterのライターの皆様方が、「あいみょんは新しいか・古いか」ということを非常によく書いていて、とても興味深く読んでいたのですが、「ハイ!この先は○○で!!」みたいなことが多く、答えを与えてもらえませんでした…。

一つ言えるのは、僕が好きなライターの皆さんは基本的にあいみょんを「新しい」、もしくは「古くない」という認識の方が多かったです。

で、聞いてみましたこのアルバム。

ぶったまげました。いや、おったまげましたのほうが良いでしょうか(はいすみません)。

 

「フォークじゃんこれ…」

 

とにかく、シングルの現代性が際立ち、アルバムソングがおおむねフォークソングに聞こえる…!!!

 

前作は、かなり様々な彼女の音楽的バックボーンが見える作品で(いや、僕ごときが「これはネ、ディランのリフがネ、とかはまっっっったくわからないですがね)、洋邦問わず、見本市のような一枚だったと思います。でも、彼女の持つ歌詞、解釈力というか、表現の方法(良い言葉が見つからないですが、前にも書いたのですが、彼女の詞は、死や性を扱うものが多いですが、独特の品があると思うのです)によって、ある種、力技的に一枚のアルバムにまとめ上げた一枚でした。

 

しかし、今作はある種のフォークソング、しかも日本の90年代以前のフォークやロックに特化したようなアルバムに感じました。彼女がテレビでも浜省のファンであることを熱弁していましたが、まさにそのようなところを強く感じる。

 

あと、シングル曲が浮いているような書き方をしたのですが、じゃあアルバム曲がクオリティが低いのかと言われれば、決してそうではなく、とても良いメロディのオンパレードで、メロディに関しては前作をはっきり超えていると思います。

ただ、すごくアルバム曲らしいたたずまいをそれらの曲がしてるんですよね。それがなんとも個人的には懐かしくて、一体これはなぜに懐かしいのか、と考えたところ、一つ思いつきました!ちなみに僕は現在41歳なので、そのあたりの年齢の人にしかわからない感覚なのかもしれないのですが…、90年代の男性シンガーソングライターのアルバムのニオイがするんですよね…。例えば、山根康広とか、東野純直とか、もうちょいポップに寄ると、中西保志とか。絶対にロック文脈では語られないそのあたりの人が90年代に出したアルバムのアルバムソングに似てるんです。アルバムソングも凄く良いんだけど、これは決してシングルではない、何だろうダサい…のか???なんだこれ、何だろう????みたいな感じ。90年代は後半にスーパーカーやらくるりやら、それこそ復活のナンバーガールやら、あとドラゴンアッシュやら(あと、個人的にはアートスクールは相当今のシーンに影響を与えていると思うのですが如何でしょうか)、今の日本のロックシーンに多大な影響を及ぼす人たちがワンサカ出てきた時期なのですが、それらとは違って、もっと昭和のニオイが漂うラインナップが浮かぶのですよ。

 

ハイ、長くなりましたが、これが僕が最初にこのアルバムを聴いた感想です。

 

正直、自分が好きな憧れのライターさん達と真逆な感想に「いや、やっぱりスクワイアのギターをイマイチと言った僕ちゃんですよね…」と暗い気持ちになりましたが、これがですね、何度か聞くうちに印象がガラッとかわるのです、このアルバム。

いや、あまたのライターさんと同じ感想ではないと思うのですが、最終的には、この作品は現代的ですね。という気持ちになった僕です。

 

劇的に何が変わるというわけではないんです。印象がガラッと変わるとか書いておきながらなんですが。

最初に聞いたのはカーステレオ(っていのかい?今っぽい言い方何かあるのかい?)だったのが、今思えば失敗でしたね。ながら聞きするものではなかったです…。

イヤフォンや、スピーカーである程度しっかりと聞くと、とても丁寧に音を「選んでいる」のがわかります。フォーキーな楽曲でも、しっかりとリズムが締まっていて、「今」っぽいボトムにズム!って感じの、なんというか細マッチョな音が鳴っているし、洗練されている。マックスにフォークど真ん中!な第一印象だった「From四階の角部屋」(何度聞いても四階が四畳半の気がしてしまったせいで、昭和フォークを感じていたとすれば、「僕の勝手」なわけですが!!でも、これ意図的ですよね?違う?違うの???)も、途中で入るノイジーなギター(決してグランジシューゲイザーとは違うんですよ。これがね)やホーンが、しっかり「今」であることを上手に見せている。個人的にはホーンを入れる入れ方が上手だと、すこぶる昭和な編成のバンドでもグッと今っぽく音を洗練させられる印象があります。

トータルで見ると、やっぱり昭和のフォークや大御所ロック感はやっぱりあるんですが、そこに加えるスパイスがとても絶妙で、適切に一部あか抜けさせたことで、この独特なアルバムができたのだろうと思います。これは、おそらくあいみょんにしかできない、「今」のアルバムなのだと思います。

 

 

このアルバムに合わせて、アルバム曲「夢追いベンガル」のPVが公開されました。

この曲はイントロのギターに象徴的なように、アルバムの中では比較的現代性に拘らず、彼女の持っている邦楽趣味がそのままに出ている一曲なのではないでしょうか。

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そして、この映像は、ツアーに密着して撮影したもので、ご本人が「若いうちの自分を閉じ込めた」とおっしゃっているように、ある種メモリアルなものであり、つまり「過去」をまとめたものであるわけです。

 

この作品を出し、アルバムをリリースしたこと、更に武道館で一人弾き語り公演行ったを考えると、明確に自分の現在位置や、音楽性を確認しているような印象もあり、もしかしたら、次の一手は大きく変わるのかもしれません。

 

とにもかくにも、時代のトップに一気に躍り出た彼女の次はどうなるのか、とても楽しみです!!