私立恵比寿中学 「トレンディガール」
エビ中は、変わり続けていくグループである。
アイドルグループというのは、メンバーが入れ替わるのが常とはいえ、メジャーデビュー後だけでも、9人から3人が抜け6人になり、かほりこが入り8人。そして松野莉奈さんの急逝・・・。
その影響も少なからずある形で、2018年に(少なくとも一般的知名度においては間違いなく)グループの顔であったろうぁぃぁぃが脱退(転校)。現在6名となりました。
余談ですが、ももクロもエビ中も(おそらくスターダストのグループは)、メンバー脱退時には「卒業」という表現は使わないです。あくまでも脱退であり、エビ中は学校なので転校(カッコ付けで脱退)です。それこそ学校なら卒業でも良いような気がしますが、恐らく、卒業はゴールであり、今後も続いていくグループから抜けることはあくまでも「脱退」である、ということなのだろうと思います。確かに「個」で考えれば「卒業」も良いのだろうとは思いますが、あくまでもグループに所属していたメンバーとしては「脱退」なのでしょう。僕はその表現がとても好きです。一見突き放しているようですが、卒業の方が、そこで終わりのような気がするし、実際スタダのアイドルは脱退後も様々な交流がオープンに行われています。それこそエビ中の元リーダー宮崎れいなさんが慶應大学のミスコン(ていうか慶應ってのがまず凄いッスよね・・・)に今年ファイナリストとして残ったのですが、それをオフィシャルにエビ中の藤井マネージャー(校長)が応援していたのは涙が出そうでした・・・。
ハイ、余談が長引きました・・・。兎に角、様々な出来事、運命の悪戯を経て、今年で結成10周年を迎えたわけです。気がつけば、「実力派アイドルグループ」というように呼ばれることも増え、つい先日リアルサウンドにこのような記事が出ていました
当初「キレの無いダンスと不安定な歌唱力」をキャッチフレーズ(?)にしていたわけで、思えば遠くへ来たものです(感慨)・・・。
ただ、このような記事を読んで、実際にYouTube等で彼女たちのライブを見ると、少々拍子抜けするかもしれません。彼女たちの実力は、決してLittle Glee Monsterのように歌唱力・声量・ハーモニーで圧倒するものでは無いです。確かに、当然口パクではないですし、初期に比べるとものすごく歌の実力がついているし、最近の曲では、2人ずつでずっとハモりながら歌っていくような曲もあります。でも、音程を外すことはあるし、声のパワーで一気に持っていけるのは柏木さんや真山さんくらいではないでしょうか。
彼女らの歌の強みは、パワーではなく、表現力なのだと思います。それも「ワタシトテモカンジョーコメテウタッテマース!!!」という表現力ではなく、上記の記事にあるように、その楽曲にぐっと寄り添った、歌い手としての表現力です。一見派手ではないかもしれませんが、これができるアーティストはそうそういません。
加えて言うと、もともと歌唱面の中軸を柏木さんと共に担っていたぁぃぁぃが抜けました。あと、個人的には松野さんと小林さんの、170㎝近くの身長がある、言うなれば「ツインタワー」はアイドルグループとしては今後ストロングポイントになると思っていました。しかし、それはもう見ることはできません。
つまり、グループは手に入れた武器を失いながらも、これだけの評価をされるだけの実力を身に着けていったんです。あぁ泣けますな。それだけで泣けます。
更に更に加えますと…
これは、今日公開された、メンバーの安本さんが作詞作曲したソロ曲です。
これ、凄くないですか??
アイドルに限らず、プロの作曲家さんではない方が曲をつくると、サビのパワー(高音ボーカル)に頼ったような曲になったり、言うなればどうしても「鼻歌」で作ったようなものになりがちだと僕は思っているのですが、これは、派手ではないですが、単純に良い曲だし、ひとりよがりになっていない。彼女が音楽が好きで、真剣にまっすぐと向き合って作ったものであることがひしひしと伝わってきます。
おそらく、エビ中というグループは、目の前の課題や取り組むことに対し、本当に生真面目に、真剣に取り組んできたからこそ、現在の6人が史上最強になり得ているのだと思います。
そして、この「トレンディガール」です。
作詞作曲はゲスの極み乙女の川谷絵音氏。以前チームしゃちほこに、「シャンプーハット」という曲を提供していましたが、これもとても良い曲でしたし、彼の作曲家としてのスキルの高さを感じる、しっかりとしたアイドルソングでした。
が、今回のこの曲は、ゲスのメンバーに加え、百戦錬磨のバンドメンバーを従え、演奏面も含めて、彼のバンドの曲と言ってもよいくらいに、アイドルソングのていをとっていないものだと思います。
もちろん、絵音氏の曲なので、変化に富んではいるのですが、高音をはりあげることも、かわいらしさを見せることも多くない、アンニュイさすら感じるテンションで最初から最後まで進んでいく、ある種淡々とした楽曲です。
それを、楽曲にメンバー一人一人が寄り添いつつも、しっかりとそれぞれの個性を見せることも出来ている。楽曲の良さを、彼女たちにしかできない表現スタイルで、しっかりと聞く側に届けられている。これは、ある種到達点のような一曲です。
個人的には中山さんの歌声が、世界中探してもそうそう出会えない、とんでもないフックを生んでいると思います(当初、パワーとテンションのみで押し切るような彼女のボーカルスタイルは、音程がとれていないことも多く、今後どうなるのかなーと思っていたんですが、まさかそのスタイルのままで上手くなるとは思ってもみませんでした…)。
でも、この10年間、常に全員が120パーセントの実力を出し続けてきてたどり着いたような状態でありながらも、未だ彼女らは、過渡期にいるように思います。大きな変化の過程の途中にいて、劇的に何かが変わりそうな印象に満ちています。その直前であるこの感じは、ある種のあやうさすら感じるもので、それも含めて今のエビ中の魅力だと思うんです。
この4月で、中学生どころか高校生も居ないグループになったエビ中。
10年目にして未だ、底が見えないそのグループとしての実力は、秋にリリースされる予定の今年2枚目(!)のアルバムで更に大きく発揮されるのだろうと思うと、今からとてもワクワクします。
BUMP OF CHICKEN サブスクリプション解禁
先日、バンプが過去作品をサブスクリプションサービス全般に解禁しました。前々から、藤くん、というか、バンプのメンバーが音楽配信について、例えば「音質」や、「歌詞カード」等の理由により拒否をしていないのであれば、バンプのような、様々な世代に聞かれることに大きな意味を持つバンドはサブスクを解禁すべき、と思っていました。
配信については、バンプは既に、随分前から配信限定でシングルも多く切っていることからも、その点(音質等)におけるバンドの拒否ではないことは明らかなわけで、そうなると、どうして解禁しないのかね??を考えると、「サブスクリプションというものの、固定額で多くの音楽をカタログのように聞かれる、プレイリストで一部楽曲のみ聞かれる」という「楽曲の扱われ方」の点か、「レコード会社の兼ね合い」か、という気が素人の僕としては、しておりました。
で、そんなバンプが解禁!!
いよいよ解禁!!です。やった。やりました!!!
最近かなり大物と呼ばれるアーティストもサブスクを解禁しており、サブスクにあれやこれや委ねている僕としては本当にハッピーです。
が、
この度の解禁は、彼らの最新アルバムリリース前。7月10日のリリースは、直前と言ってもよいでしょう。そして、解禁されたのは前作のアルバムまで。つまり、今回の新作アルバム「aurora arc」に収録されるシングル群は解禁されていないわけです。
いや、そりゃそうだろ、というのもわかります。なんせ、今回のバンプのアルバム。ほぼ既発のシングルで構成されており、完全未発表の新曲という点でいくと、2曲(ですよね???違ったら訂正します・・・)というもの。リリースペースからもおそらくそのようなアルバムになるであろうことは想像がついていたし、そのこと自体は昔のバンプならともかく、今のスタイルとしては、全然アリだと思います。となると、既発配信シングル群を解禁すると、ある意味リリース直前のアルバムがほぼほぼ手に入ることになってしまう。確かにバンプはアルバムごとにストーリーがあるバンドだし、その2曲が加わることでそこに明確な「意味」があるとは思うのですが、セールスには影響があるのは確かでしょう。
こうなってくるとポイントとしては、アルバム発売に合わせて、既発シングル、そしてニューアルバムがサブスクリリースされるのかどうか??ということです。
特にある程度のキャリアがあるアーティスト(ミスチル等)は、サブスク解禁しても新作はしない、というパターンが多いと思うのですが、キャリアがあるアーティストこそ、サブスク利用者とCD購入者の客層がかぶらないと思うので、ガンガン解禁した方がよいと思うのですが、どうでしょうね??
個人的予想としては、解禁されないような予感がビッシビシと感じております。
で、ここで先日とても興味深いTwitterのつぶやきがあったので、転記させていただきます。
NEWアルバム「834.194」のウィークリーが出て、6年前のアルバムとほぼ同じ枚数が売れました。CDが売れなくなった時代に、これは本当に快挙です。みんな本当にありがとう。感謝🙏🙏🙏#サカナクション #AL834194
— 山口 一郎 (@SAKANAICHIRO) June 27, 2019
サカナクション、山口一郎さんのつぶやきです。
このアルバムは本当に素晴らしい大傑作だと思いますし、それをセールス面でもしっかりと結果につなげていることは本当に凄い。
ただ、これは、サブスクリプション配信が、CDのセールスに影響しない、ということでは無いと思います。おそらく配信がなければ、CDのセールスという点のみでいけば、もっともっと売れたでしょう。でも、「聞かれる」総量は大幅に減ったはず。
CDは彼らを熱心に聞いているファン(初回限定のライブ映像はファンなら絶対に購入したいと思う筈)やCD世代の方々へ、サブスクリプションは若い世代の音楽ファンや、幅広い層のサブスク利用する「サカナクションに興味はある」というリスナーへ。彼らの音楽を、強弱問わず「聞いたみたい、聞きたい」と思う人たちにしっかりと届けるツールとして機能した、ということなのではないでしょうか。
つまり、サカナクションは国民的バンド(という表現が適切ではないかもしれませんが)になったからこそサブスクが非常に効果的に機能したのだろうと思うのです。
それであれば、バンプのようなバンドこそ、新作をサブスク解禁すべきだと個人的には強く思います。バンプは青春のバンドです。それは僕のようなアラフォーの青春をバンプと共に過ごしたファンや、もっと年齢が上の人でも、必ず心のどこかにあるであろう青い部分を刺激する杞憂なバンドとして、もちろん今まさにその季節にいる10代の人たちにも、彼らの音楽は未だ全力で機能すると思います。その新作が様々な形で聞くことができるのは、とてもとても素晴らしいことだと思うんです。音楽というものの持つ大きな魅力が、それによってまた一つ花開くことができる筈です。
バンプは、もともと、ライブの映像化やベストアルバムのリリース、テレビ出演等に対し、その場での一対一のコミュニケーション、楽曲が求める立ち位置等から、拒否をしてきたバンドです。でも、彼らはそれらを徐々に解禁していきました。それは、大人の事情もあるのかもしれませんが、僕は、楽曲とファンに真摯な彼らであるからこそ、変化をしていった、とても誠実なものだと思っています。
だからこそ、この度が例えそうでなくても、今後どこかのタイミングで、同時解禁が実現することを願っています。それは、上記のような理由で、その方が彼らが届けたい一人、一人にその音楽が届くであろうと思うからです。
是非是非、解禁を願っています!!!
7月10日追記
何とー!!NEW ALBUM発売当日にサブスク解禁されました!
やった!!やった!!やったー!!!
NUUAMM waterless tour 美唄 @安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ
NUUAMMは、青葉市子さん(以後市子さん)と以前このブログでも書かせて頂いたGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーさん(以後マヒトさん)によるユニットです。お二方とも有名な方なので、多くの方が知っていると思うのですが、ユニットをしていることはもしかしたら知らない方もいらっしゃるかもしれません。僕、知りませんでした・・・。
知らなかった方は、是非このツアーのウェブページをご覧ください。
似てる。
似てますWA。
実際には市子さんは小柄な方なので、背丈は違いますが、似てる。
見た目がどうということもないのですが、ライブの間中、その「相似性」というものが、ありとあらゆる形で僕の脳裏をよぎりました。
簡単にこのツアーについて、勝手ながら書かせてもらいますと、北海道を「モバイルアースオーブンカー(これについては僕も詳しくないのでぜひ調べて頂けると…)」で巡るツアーなのですが、このツアーは、3.11以後、福島より札幌へ移住し、「たべるとくらしの研究所」というお店をやってらした、安斎ご夫妻が(現在は蘭越にて次の展開の準備をされてます)主催されているものです。中でも僕が行ったアルテピアッツァ公演は、NUUAMMとして、では無く、唯一、市子さんとマヒトさんのソロレコ発ツアーという、スペシャルなものでした。
そして、このアルテピアッツァという場所。
小学校の旧校舎を改修し、彫刻家、安田侃氏の作品をありとあらゆるところに展示しているのですが、多くの安田氏の作品がそうであるように、触るのも座るのも自由です。元々僕はこの場所がとても好きで、安田氏の作品が好きでした。好きです。
なんというか、シンプルで「つるん」とした作品なのですが、見ているとその中の宇宙に吸い込まれるような、違和感と一体感が同時にあるような、なんともいえない存在感があるんですよね。この「一体感・違和感」というのも今回の個人的なキーワードでした。
会場は、このアルテピアッツァの旧体育館でした。
僕は、いつ行っても、この体育館だけ漂っている空気が違うように感じていて、
安田氏の作品は温もりがあると思うのですが、ここだけは、とても”ひんやり”としているんです。建物自体の色味とか、きっと単純な理由なんでしょうけど、孤独や寂しさが強くて、個々の作品も複数あるのに一人でいるように感じるんです。そこでのライブだったのも僕の中ではとても意味があるように感じました。強い「個」を孤独を感じる二人のライブは、その寂しさと教会のような荘厳さ、でもひたすらに1対1のコミュニケーションを切望する、近すぎるほどの距離感を感じる、とてもとても素晴らしく、凄まじいものでした。
各楽曲については、詳しい方におまかせするとして、僕の感じた印象というか感想を、だだだだと書き連ねさせてください。
とにかく、お二方ともとてつもない、途方もないような歌声でした。
音程がどうとかいうことではなく(いや、特に市子さんは音程も微塵もブレてませんでしたが…)、そこにすべての真実があるような、宇宙がそこから息づいているような、生命の鼓動が歌声になっているような、素晴らしく素晴らしい、最高の音楽空間でした。
とにかく、様々なものが、正反対であるような、でもそれこそがパーツを補い合っているような気がしたんです。
先ほどから、「相似性」「一体感・違和感」がキーだと言っていたんですが、
とにかく、お二方が作り出す世界が…すこぶる、曖昧且つ、正しく伝えづらい表現で恐縮なのですが「宇宙」を感じたんです。
昔、何かで、ミクロとマクロは同じで、ミクロをつきつめると、その先にマクロ(宇宙)がある、というのを聞いたことがあったんですが、まさにそんな感じで、
ただ一人の声とギターが鳴らすその振動が、そのまま宇宙につながっているようでした。
実際、「宇宙」を感じさせるような歌詞も多くあったのですが、それとは別に、その空間そのものがまさに様々な真実にリンクしているような、とてもとても、ある種「崇高」な空間でした。
こう書いても、「崇高」と同時に「猥雑」という言葉が脳裏をよぎります。
とにかく、相対する言葉がひたすらに同時に出てきたんですよね。
市子さんの「剛」とマヒトさんの「柔」(これは逆に感じる方も、ともに柔と感じる方も様々だと思います)
バランスがとれた瞬間の圧倒的なアンバランス
ほほ笑みと同時に除く孤独
二つのピースが重なった瞬間にすべてが崩れてしまうようなバランス
アルテピアッツァ講演は、ソロライブだったんですが、最後はNUUAMMとしても歌って下さいました。その二人の声が重なる瞬間、本当にすべてが完成して、すべてが崩れるような、でもその重なった世界はダイヤモンドよりも固いような、それが一瞬でくずれるような、見たことも聞いたこともないような世界がありました。
ものすごく孤独で、ものすごく温かくて、でももうそれはそこにないような気もして。
あ、あとつい先日見た「海獣の子供」も思い出しました。あれも宇宙の話でした。
外は強く雨が降っていたんですが、そこにもその先の世界が透けて見えるような(それが希望なのか絶望なのかもわかりませんが)。
とても、素晴らしい。永遠と瞬間を感じる、ライブでした。
追記
大事なことを一つ書き忘れました。音響がとても良かったです!
体育館ですけど、反響したりこもったりすることなく、僕は後ろの方に居たのですが、歌声、ギターの音色がしっかりしっかり聞こえました。これも、一対一のコミュニケーションを感じられた大きな要因だったと思います。
動画【Mr.Children「Dance Dance Dance」from Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸】
びっくりしました。
いやいや、これミスチルですかー???ぐらいの!!
ここのところのツアーのミスチル、桜井さんが凄い、というのは何かにつけ聞いたことはあったんですが、これマジ凄い。
ていうか、僕の知ってるミスチルのライブとは別物だったので、本当に衝撃を受けました。
僕自身、そこまでミスチルファンというわけではなく、というかファンだった、という感じでして。
それこそ、このDance Dance Danceを含む超大ヒットアルバム「Atomic Heart」リリース時はめっちゃ好きでした。深夜の音楽番組で見た「Replay」でハマり(その番組でインタビュアーが「B'zに勝てるのはミスチルしかいない」と言ったら桜井さんが「ミスって散る」と言っていたのを今でも覚えています・・・)、その後CROSS ROAD(これはドラマタイアップだったんですが、すぐにヒットしたのでは無かったと記憶してます)、innocent worldで一気にスターダムを駆け上がっていくのを興奮して追っていました。
僕の中ではその後、休止後の復活作「DISCOVERY」をピークに、何が、ということもなくファン熱が冷めていき、一時期はむしろあまり好きでは無くなっていたのです。何でですかね、ちょっと彼らの音が、世と離れた印象があったのかもしれません。でも、コバタケさんを離れた後あたりからまたちょっと興味を持ちだして、最新作は聞いていない(サブスク解禁してないので・・・)ですが、それこそサブスク解禁後、改めて聞いて「やっぱいいじゃんミスチル」と偉そうに思っていました。
そんな中、この映像作品リリースに合わせて公開された、ライブ映像。
本当にびびりました。最初に書いたように、僕の知ってるミスチルでは全く無かったんです。
僕は生で見たのは10年位前のライジングサンだけです。が、ファンだった頃はライブDVDとかも買って見ていたと思うんです(定かじゃ無くすみません。オッサンの記憶のしょぼさです・・・)。もちろん、当時から素晴らしいライブだったんですが、今とは決定的に違う点があり、正直僕はそこがあまり好きではありませんでした。
それは、「ライブバンドとしてのMr.Children」です。
簡単に言ってしまえば、ギターとベースがイマイチ聞こえないんです。
聞こえない訳はないのですが、弱い。見た目の印象通り(失礼)弱い。
良く言えばとても「洗練」されていたんです。コバタケさん時代のミスチルの音。
ドラムのJENさんは見た目通り目立つ(失礼)ドラムプレイを当時からしていて、それはとっても好きだったんです。でもとにかく田原さんと中川さんが、どこぞのバンドのサポートメンバー以上に前に出てこない。存在も音も。
と、思っていました。
が、このライブでの演奏はまーーーーーーーーったく違う!!!!!
確かに存在は控えめですが、音がガンガン前にでてくる!!!そしてめっちゃ格好良い!!
こうなってくると存在の控えめさが逆に一気に格好良く見えてくる。
百聞は一見にしかず!!!ご覧くださいドーン!!!!
あぁ、もう超絶格好良い。シーンのトップを走り続けたバンドしかだせない余裕とそこに添えられる粗暴さ、荒々しさよ!!!
ていうか、このお二方。驚くほど昔と印象変わらないっすね…。凄い。
田原さんって、結構若手のバンドへのアンテナも張ってらっしゃる方でしたよね???
そういうこともあってか、見た目もプレイも余裕はあるんだけど、しっかり今のシーンと戦っているリアルな印象がしっかりある。
なんか、バンドマンですよね。バンドマン。擦れてないっていうか。
これ見たいなぁ…。でも買うのはお金がねぇ…。いや、マジ厳しいっすよ(知らんがな)。
ライブ映像もサブスク化しないかしら、というのが僕の最近の願いです…!!!
絶対ほかの曲もめっちゃ格好良いですよ!!!
もちろん、桜井さんの存在感は言わずもがな!!!です。
Maison book girl 「SOUP」
この曲について書こう書こうと思っているうちに日が経ってしまいまして・・・、気が付けば次作「umbra」のリリースが7月31日とそれなりに迫ってまいりまして、「やっべぇ、これについて書かないと次のは書けねぇ!」と至極勝手に思い込みが深まりましたので、書かせていただきます。リリースは4月の3日でした!
Maison book girl(以下ブクガ)は、皆様ご存じのようにサクライケンタ氏の徹底したトータルプロデュースにより、デビュー当初より、非常にハイレベルに構築された世界観と変拍子を多用する、こちらもものすごくクオリティの高い楽曲が特徴です。ので、様々な方面から非常に評価が高かったのですが、同時にその楽曲は「どの曲も似ている」「ワンパターン」という声もあったかと思います。
個人的には、確かに一聴して「ブクガだ!」とわかる楽曲は、似ていないとは思いませんが、非常に中毒性があって、何度も聞く魅力があると思います。ただ、この先どのように変化していくのか、どのような方向性に進んでいくのか、というのはとても興味深く聞いていました。
で、今作「SOUP」です。
今作で、ブクガはこれからの変化にむけ、大きく舵をきったと思います。
確かに表題曲「鯨工場」は、まさにブクガ節とでもいうべき、いつもの彼女達の楽曲そのものです。が、そこに描かれている世界観は、大きく変化を感じさせるものです。
まず、歌詞にとうとう「本の家(Maison book)の少女(girl)たち」という彼女達そのものが登場しました。
夢の中のあの話 本当はどこかで続いていた
本の家の少女たち、気づかないまま
と、夢(yume)とは別の(?)フェーズにいることも感じさせます。
そして、「レインコートと首の無い鳥」に代表される「首の無い鳥」と対を成すであろう「体だけ無い鳥」「首だけの鳥」というモチーフが現れました。
つまり、楽曲的なふり幅ではなく、ストーリーを展開させることで、確実にブクガは次の段階へ行こうとしているのだと思います(全然見当違いだったらすみません!もし、「首だけの鳥とか前にも出てるよおバカ!!」とかあれば、ぜひコメントで教えて頂けると非常に助かります。その際は修正させていただきます!!)。
そして、この「鯨工場」と2曲目「長い夜が明けて」には「鯨」というモチーフが共通しています。そしてどちらの曲にも「鯨波(とき)の街」という場所が出てくる。鯨工場には「鯨の歌声」という歌詞もあるのですが、この「鯨波」。「とき」もしくは「げいは」と読むようで、この曲では「とき」という呼び方で登場します。僕は意味が全くわからなかったので、調べましたところ
「合戦で、士気を鼓舞するために多人数の者が同時に発する叫び声。戦闘のはじめ、大将が「えいえい」と叫ぶと部下一同が「おう」と答えた。ときの声」(Weblio辞書より)
とのこと。鯨関係ない!!!
でも、ここでは「鯨波」ではなく「鯨波の街」であり、ある種のモチーフであるのでしょう。もしかしたら、白昼夢、パラレルワールド的表現が多い彼女らにとって、他世界なごりとしての「鯨」なのかもしれません。
現在公開中の映画「海獣の子供」でも鯨が非常に大きな存在として出ていますが、同様にここにおいても鯨という存在は様々な意味をもつのではないでしょうか。
さらに、この「長い夜が明けて」というタイトルもとても意味深ですが、歌詞を読むに、明けた夜の先、が、終幕を告げるものではなさそうです。楽曲的には、この曲は今までの彼女達とは違う、非常に感情を前に出した歌い方とメロディがとても印象的です。
終盤のノイズで寸断された後に続く歌詞には「夜の無い世界が始まってゆく」とあります。これは…!?!?
長い夢のような、今もその夢の中のようなすこぶる不安定な世界軸の上に成り立ってきたものが、この後どのように展開するのか、次作「umbra」では何が描かれるのか。
umbraは影という意味があるようで。そこに収められる楽曲は「闇色の朝」「シルエット」と影・闇を感じさせるもの。でもそこに「朝」がつけられていることを考えると確実にこの「夜が明けた”先”」の世界がそこにはあるのだろうと思います。「長い夜が明けて」にも「闇」「影」という歌詞はすでに登場しており、考えれば考えるほど、あぁ早く聞きてぇ!!!!という気持ちになる。なりますよこりゃね。サクライ氏の思うつぼですよ。
でも!思うつぼでかまわないので早くききたーい!!!!早くコイコイ7月31日!!
でも、人生日々大切なので、1日1日大事に生きていきます!ではまた!!
きのこ帝国 活動休止によせて
5月27日をもって、きのこ帝国がバンドの活動休止を発表しました。
これだけ充実した活動期にどうして、という反面、佐藤さんのソロワークも非常に充実しているし、「きのこ帝国」である必要が無くなったのかな、と思いましたが、理由はベース谷口さんが家業(寺)を継ぐため、とのこと。びっくり。それこそバンドとして過渡期にあるようには感じていなかったので、本当に自分と向き合ったうえでの決断だったのだろうと思います。バンドは彼がもし戻ってくることがある時を考え、解散ではなく休止としたそうです。ということは実質解散と見るべきでしょうか。いや、でもお寺DJもあるし…とか思いますが・・・。
個人的には、きのこ帝国ほどドラマチックにバンドのさまざまが変化していったバンドも無いように感じています。当初の彼女らは、サウンド的にはシューゲイザー・ポストロックと呼ばれるジャンルで、今のせつなくも煌びやかなものとは本当に似ても似つかないものでした(でも、メロディの美しさ等、変化していないものももちろんあります)。この変化の中心にいるのは、おそらく間違いなくボーカル佐藤千亜妃さんで、当初彼女は中村一義氏みたいな髪型で、帽子を深くかぶり、名前も「佐藤」という性別もわからない、ある種「記号」のような名前で活動していました。そして、歌っている内容も非常に狭く暗い印象が強く、確か雑誌の記事で、だれそれへの恨みだけで曲を作った、というようなことを仰っていたと記憶しています。
そのサウンド・バンドの音楽性の大きなターニングポイントが、2013年末にリリースされたEP「ロンググッドバイ」と、変化を強く印象付けた、2014年9月にリリースされたシングル「東京」でした。
今までの音楽性を引き継ぎながらも一気に世界が広がっていき、その音がまとう色が澄んだ青色のようになっていった「ロンググッドバイ」。収録曲の海と花束のMVは、閉鎖的な空間の壁が倒れ、海辺の情景になるという、非常に象徴的なものになっています。
そして、「東京」がまさに決定打だと思います。
ひたすらに「大切な「あなた」」への歌は、とてもエモーショナルでドラマチックであるとともに、普遍的な「愛」を歌ったものであり、今までの彼女らの印象を大きく変えるものでした。
そして、ここから一気にサウンドはバリエーションが豊かになり、どことなくフィッシュマンズを連想させるクロノスタシスもこの時期にリリースされました。僕、この曲大好きです。
メジャーへの移籍も相まって、さらに一気にポップさを増し、佐藤さん自身も、大きく印象が変わっていきます。服装や、ヘアスタイルなど、まさに「佐藤」から「佐藤千亜妃」になっていくような。その変化と音楽性は非常に深くつながっているように思えました。彼女の見る世界、感じたものがこのバンドの世界観に深くつながっているのだろうと思います。
そこから今に至るまでの変化は、多くの方が知るところでしょう。現在はもともと続けていた「クガツハズカム」というソロ弾き語りとは別に、個人名義のソロワークも行い、砂原良徳氏とEPもリリースしました。僕は、この休止報道を聞いたとき、おそらく強く強くこの「きのこ帝国」というバンドを必要としていたであろう佐藤さんが、その鎧のようなバンドを必要としなくなったのかな、と思いました。そして、他のメンバーも、どこか所在なさそうなところが印象的(特に男性陣)だったので、あぁ、彼らはきのこ帝国が無くても本当に大丈夫なのかな(と超勝手に)と思いました。
が、まったくもって予想外な理由でした。でもその「家業を継ぐ」という理由は、彼女らがこのバンドをとてもとても愛していたからこその決断のように感じます。バンドを・メンバーを皆が大事に考えていたから、その一人一人の人生としっかりと向き合ったがゆえ、この「休止」に至ったのではないでしょうか。
続いていくこの先の世界に「きのこ帝国」が活動を再開するのかはわからないですし、もしかしたら別のメンバーを加えることも(今は考えられなくても)あり得るのかもしれません。でも、このバンドが今までリリースした、すこぶる誠実な楽曲たちは、本当にこのメンバーで、この時にしか生まれえなかったものなのだろうと思います。
曲のタイプこそ違えど、本当に名曲ばかりのバンドです。そして、いつまでも聞き続けられる曲たちがたくさんあります。
それぞれの皆さんが、この先素敵な音を鳴らしてくれることを(それが音楽じゃなくっても)、とても楽しみにしています。
↓今のところの最新作のアルバムを貼っておきます!
今改めて聞くと、ある種総括のような傑作だと思います。
ももいろクローバーZ「MOMOIRO CLOVER Z」
ももクロちゃん5枚目のオリジナルアルバム。
グループ名に「Z」を冠したのが2011年なので、約8年で5枚というのは(しかも3rdと4thは同時発売なので、実質4枚)、ピーク期が短いとされることの多い女性アイドルとしては異例の少なさだと思います。これは、スタッフの方々が、大切に大切にグループを育てた故だと思います。ちなみに僕は1stの「バトルアンドロマンス」をツタヤでかりて「おぉ!」と思い、極楽門のDVDを見てガッツリはまりました!(知らんがな)。
初見、奇抜でカラフルな衣装や、アクロバチックなダンスが目を引いた彼女らは、この1stで、今でいうところの「楽曲派」や普段アイドルを聞かない層の一部に「ていうか、曲めっちゃ楽しいし、良い曲ばっかじゃん!」と注目され、人気が広がっていく非常に大きなきっかけになりました。CDショップ大賞を受賞したというのも、このアルバムを象徴する感がありますね。
で、2nd。これ、リアルタイムで見てた人は、本当に衝撃でしたわな。アイドルなのに顔がトゲしかない(形態もある)っていう。サウンドも、TeddyRoidのEDM的、ロックオペラ的楽曲に代表されるトガったものに変化。そしてヒャダイン氏キレ気味にツイッターで愚痴る(和解済み)という…。でも、いま改めて聞くとサラバやら灰とダイヤモンドやら、ポップだし良い曲も多い。そう考えると、あのヴィジュアルイメージとネオスターゲート・バースオーバースあたりによって作られた印象の気もします。
そして、そのサウンド以上に、描く詞世界が大きく変化しました。この2ndの「5TH DIMENSION」5次元というタイトルや、その先のシングル「GOUNN」での仏教的世界観。輪廻転生やパラレルワールド、次元上昇等スピリチュアル的なワードが増え、完全に唯一無二の世界観が構築されました。それの大きな大きな一つの到達点が、2枚同時リリースの3rdと4th。「アマランサス」と「白金の夜明け」だったと思います。
生命の誕生から終焉を描く「アマランサス」、そのパラレルワールド、別次元を描いた「白金の夜明け」は圧倒的に重厚な世界観をもちながらも、彼女らの明るさや表現力により、大傑作アルバムとなりました。清竜人氏・堂本剛氏ら、新たな作家陣も加わった楽曲群は本当に素晴らしかったし、そのコンセプトにそのままでは合わなそうなシングル群も見事にアルバムを彩っていたと思います。その世界観を再現したツアーも、よりエンターテイメント性を増し、凄く良かった(いや、ブルーレイで見ただけですけどね…)です。
と、ここまで私感を勝手気ままにツラツラ書きましたが、ここからは一層自分勝手な意見になりますので、ファンの戯言として読んで頂けると…。
個人的に、ここから先のシングルが、僕はハマりませんでした。青春賦は映画も含め、とても良かったと思います。でもあれは、本流ではなくあくまでも映画の曲だと思うので。
とにかく、僕は「ザ・ゴールデンヒストリー」が「うーん…」という感じでした。完全に完成された4thまでの世界観のその先を描くことを避けているように見えたんです。メロディもそこまでピンとこなかったですし。そして、その後の「BLAST!」から最新作「Sweet Wanderer」に至るまで、その「うーん」感が続きまして。いや、曲単体については「天国のでたらめ」とか素晴らしかったと思うんです。でも、今のももクロちゃんが歌うものがなんなのかがいまいちわからなかったんです。あと、彼女らが大人になっていくに従って、やたらおめでたくカラフルな衣装にも個人的に(これは本当に個人的思います)違和感を感じておりまして、このままだと一部のファン(モノノフ)のみがももクロちゃんを聞く、もったいない状況になってしまうのではないか…と。メンバーはずーっと本当にすんばらしいと思うんですよ!!テレビやネットで見る彼女達はずっと仲良しで、強い向上心をもちながらも弱さを否定しなくて。いつ見ても本当に泣きそうになります。だからこそ、最近の楽曲群が彼女らにあっているのかがわからなかったし、過去の曲も今のメンバーにフィットしているようには正直感じませんでした。
で、今作。セルフタイトルを冠した「MOMOIRO CLOVER Z」です。
本当に素晴らしいアルバムでした。最高です。もう一度書きます。最高です!!
ここ最近のシングル群も、このアルバムで一気に輝きました(、というか、僕が最近の曲の良さに気づいていなかった、ということなんですが…)。間違いない最高傑作だと思います。
彼女らが今描きたい世界は、ファンタジーではなく、徹底して今の自分たちの・僕たち私たちの日常であり、それをそっと支えていきたいんだ、そのためのシングルだったんだ、ということをこのアルバムで感じました。
このアルバムは、「ロードショー」で始まり「The Show」で終わります。色とりどりな楽曲群も含め、一つの映画のような、ショーを見るような一枚。そして、主役は彼女達と「自分(リスナー)」です。その詞が描くものは、今まで以上に彼女ら自身を描いていて、且つ、そこには「私たち」がいます。
ショーは華々しく「ジュリアナトーキョー!!!」なサウンドで幕をあけます。かなりびっくりしました。歌詞もショーの始まりを告げるもの。でも、最後の「The Show」はすごく身近で温かいアレンジで
人生はまるで 迷路みたい
愛はね 謎々みたい
がんばっても もう一人じゃムリ
どうしたらいい?
くじけそうになるけれど
本当は怖いけど
平気なフリで 考えすぎず
人生というショー
楽しみましょう
と歌います。今思えば、Re:StoryもSweet Wondererもただただひたすらに身近な関係性を温かく、優しく歌っていたんだと思います。
Sweet Wondererの歌詞
ありのまま生きていいんだよ どこまでも君のままで
というのが、今の彼女らの真ん中なのではないでしょうか。
泣けます。素敵すぎる…。この歌詞元チャットモンチーのクミコンなんですね。クリスマスシングル以来だと思うんですが、凄く良い歌詞です。
僕は、最近の楽曲の中核を担う「invisible manners」があまり好きではなかった(好きな曲ももちろんあるんですが)のですが、それが、「今のももクロちゃん」がわかる(気に自分がなる)と、一気にすごくすごく良さがわかりました(単純)。The Diamond Fourとか最高です。すごく格好良い。なんというか、別の世界に行かなくても、今一歩歩き出したところからその世界を作り出して変えていける力が彼らの曲にはあると思います。
今作のヴィジュアルイメージや衣装も素敵です。凄く今の彼女達に合っていて、とても格好良いです。
今作は、サウンドも一気にブラッシュアップされました。トラックがゴージャスなんですけど、無駄な音が一気にそぎ落とされて、しっかりと今の時代のトラックになっています。同時に今の彼女らに似合う衣服(のような楽曲)になっています。
曲順も見事。個人的にはボーナストラックの令和ニッポン万歳!は蛇足な気もしていたのですが、レビューを見ると非常に評価は高いですし、今までのももクロも決して置いていかない彼女らの優しさのような気もします。それに、日本の都道府県特産物をピックアップし、東北がんばれ!に帰結していた1stのバージョンと違い、今作は今までの彼女らの歩みを描いたもので、最後は「みんな」に帰結します。それをセルフタイトルのこのアルバムに持ってきたというのは、ある種4人として第2のデビューアルバムとして、素敵だと思います。
4人である、というのは、すごく4者4様でありながら、声の幅が似ていて、とてもまとまりがある反面、やはり有安さんのパワーと、良い意味での「違和感」が恋しくもあります。でも、作品に通じる「身近さ」はこのDiamondFourだからこそ生まれるというのもあるのだろうと思います。
違うトビラとしてCHAIやGLIM SPANKYの楽曲は、次へとつながっていく印象がありますし(CHAIのはちょっとCHAIに寄せすぎている気もしますが(笑))、それらも含めて、「今のももいろクローバーZ」はこういうグループである、という名刺になる1枚。本当最高の1枚です。
これからの彼女達がどこへと向かっていくのか。すごく楽しみですし、ファンも含め、皆幸せになればいいなぁ、と思ったりします。
今作を僕はサブスク解禁を待って聞いたのですが、本当に素晴らしかったので、改めてCDで購入したい、と思います。
ももいろクローバーZ 5th ALBUM MOMOIRO CLOVER Z【初回限定盤A】
- アーティスト: ももいろクローバーZ
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2019/05/17
- メディア: CD
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