宇宙の中心で宇宙を叫ぶ ACIDMAN 「ミレニアム」
このブログ。ブログをしている方ならご存知かと思うのですが、アクセス解析というものができまして、どこのページからこのブログをみて頂けているか、というものがデータとして見られるんです。
携帯のアプリだと詳細が全く見られないので、パソコンで確認しないといけないのですが、僕が家で使用しているパソコンはヒューレットパッカードのアマゾンで買った2万円台のパソコンなので、正直おバカちゃんなのです。ので、いちいち無駄な動作をしていると、処理がどんどん遅くなるので、見ていなかったのです。
で、今日は、かしこいパソコンちゃんを使っているので(いや、家のおバカちゃんも好きですよ。かわいい)、解析をきちんと見てみたのです。
するとですよ、衝撃の事実が…。
フェイスブックから見て頂いている皆さま(つまり僕の事を知っていたり、奥様のことを知っていたりする皆さま)が多く見てくださっているのは、いっちばん最初に書いたアイドルネッサンスと桜エビ~ず以外のもの、なのです。これは予想通りです。そうだろうなと思っておりました。
で、もう一つ、グーグルから僕のページを見て下さっている方(こちらも知り合いの方もいらっしゃるとは思うのですが、こちらは単純に検索ワード等で見て下さった方がかなりいらっしゃるかと)が多く見てくださっているのは、何と半分50パーセントが桜エビ~ずの記事で、次がフジファブリック、そして3位がアイドルネッサンスと真逆の順位になっているのです。
これは本当にびっくりしました。とりあえず、どちらも見て頂いている!というのは本当にありがたいことでありまして…感謝感謝です。
で、じゃあアイドル関連ももっと書こうじゃないか!と思いましたが、とりあえずそれはまた後日に…。
というわけで、今日の1曲は
ACIDMAN 「ミレニアム」です。
リリースは去年の7月なので、新しくは無いのですが、この後でアルバムをリリースして以降新曲は出ていないので、現段階では最新のシングルとなります。
僕はアシッドマンが大好きで、年に数度のアシッドマンブームが来て、つい先日もアルバムを聞き、自宅でブルーレイでライブ映像を見たりしていました。ので、相当な量聞いていると思うのですが、色々と思うところがあるので、ちょっと書いていこうと思います。多少の失礼があるかもしれませんが、ファンの戯言として、さらっと読んで頂けると幸いです。
アシッドマンというバンドが歌う、というかボーカルギターの大木さんが歌うテーマは「生と死」「ミクロとマクロ」「宇宙」「真理」という、科学と文学と哲学のハザマのような世界観のもの「のみ」を描き続けています。
厳密には「のみ」ではないのですが、例えば「愛」を描いても、そこには確実に宇宙が存在してしまうのです。
そして、この世界観なのですが、大きくくくると俗にいう「スピリチュアル」という分野に属しそうな印象を受けるかと思います。が、どうにも僕にはスピリチュアルと大木さん、アシッドマンは違うように思うのです。確かにスピリチュアル的に非常に有名であろう「アルケミスト」という本を読んで(僕も読みましたがとても引き込まれる、良い本でした)「アルケミスト」というまんまな曲を作ったりはしています。
が、が、ですよ。やっぱりなんか違う。
何だろうか。
…
…
…!!
いや、わかりません。わかりませんが、ここで大木さんの発言をご覧ください。
「僕は宇宙が大好きで、宇宙の事を歌ってるんだ。君は何が好きで何のことを歌っているんだい?」
これは、後輩のバンドマンが大木さんに言われた、とされる内容です。確かツイッターかなんかに書いてあったのですが、どなたが書いたのかはスミマセン、忘れてしまいました。ただ、内容があまりにも大木氏らしすぎたので覚えていたのです。
そして、これも誰だったか忘れてしまいましたが(本当にすみません)、多分これは盟友と呼ばれるようなアタリの誰かだったと思います。大木さんを指しての一言です。
「あぁ、あのチャラいハ○ね」
○ゲではないことは、何かで証明されたと読んだような気がします(大木さんはいつもハットをかぶっているので、ハゲ(あ!)疑惑がよく持ち上がります。その横に立ってらっしゃるベースのサトマさんはキャップをかぶっているのですが、演奏中、そのハゲしいプレイから帽子が吹っ飛ぶことが多々ある(というか毎度ある)のに対し、全く吹っ飛ばない大木氏の頭髪が怪しまれたのですが、何かの時にストレイテナーのホリエさんだったと思うのですが、大木氏の帽子をついに取り、ハゲていないことが証明された…と聞いた気が…)
いや、そこじゃないんですよ。注目点は。
そう、チャラい。そこです。
ご本人は至極真面目に宇宙を語ってらっしゃるのですが、どこかしらチャラい。そして本当に失礼を承知で言わせて頂くと、そんなことは決してないのでしょうが、「薄い」
いや、髪じゃなくね…
チャラく薄い印象がなぜかぬぐえないのです。
結果、スピリチュアルど真ん中ではなく、その周辺を漂っているような印象が残るのです。でも、それこそがわかりやすさ、ポップさ、ストレートに響くサウンド等に繋がっていて、明確なアシッドマンの個性そのものであるようにも思います。
そして、次に…
とアシッドマンについて色々書こうと思ったんですが(音楽性、ライブ終盤でバテる等)、想像以上に序文が長くなってしまったので、またの機会に…。
とにかく、いろいろ書いたりチャチャを入れたくなるほど、僕はアシッドマンが、大木さんが大好きです!!!!
この、ミレニアムという曲はこのような歌詞から始まります
太陽が紡いだ 何億もの物語
君の声が聴こえたよ 時を超えて 風の中で
そして、これがPVです
まさに「ザ・アシッドマン」!!!
大木さんが長く歌ってきたものの集大成のような楽曲だと思っています。
そしてその曲の入ったΛ(ラムダ)というアルバムがあるのですが、これもまた、非常にクオリティの高い、今のアシッドマンが詰まった傑作です。アシッドマンは、個人的には5~7枚目あたりのアルバムは多少停滞期(というか3rdのequalの革新と4th and worldの成熟による、ある種完成形の先を模索していた時期のように個人的には感じています)でしたが、その先は常に最新作が代表作たりえている稀有なバンドだと思います。
アシッドマンとはこういうバンドです!という名刺代わりでありながら、代表作、そして最新作がこのラムダです。素晴らしい。あー、もう大好きだ!!!!!