ヅレブロ  日々の徒然~音楽、映画、ドラマ、キャンプ~

アラフォー男子inHokkaido。徐々に記憶力が落ちてきたワタクシの備忘録的ブログ。もし、だれかのやくにたてばとてーもしあわせです。これから書きたいことを考えてタイトルを変えてみました!!

スカート 「君がいるなら」

僕の1週間の楽しみの一つ。

一つと言うけど、かなり大きな楽しみ。それが、水曜日のサブスク解禁の確認です。庶民ですね。音楽バカ庶民です。

もし0時に起きていようものなら、しかも、既に寝室にて子供たちがグッスリ眠っていようものなら、こっそり布団にもぐり、サブスク配信をスポティファイで確認します。そして、スポティファイとアップルミュージックに保存します。あ、現在ワタクシめはスポティ氏とアップル氏の両氏と契約しております。思うところがありましてね。

そのことについても「おバカ!androidをナメないで!アップルちゃん!!!」というタイトルででもブログに書きたいと思っております。

実際一長一短ですよ。この二つ。どっちかにするのは個人的には厳しいものがあります。

で、ボクチャンてば、今朝スポちゃんを確認していましたら!!!

スカートが解禁されてるじゃーん!!!と軽く小躍りしました。

で、今日仕事帰りの至福の音楽タイムで早速最新シングルのこの「君がいるなら」を聴いてルンルン帰ってきたのであります(出勤時は心が折れているので、アイドルソングを聴いています。知らんがな)。

おいどんの仕事帰りタイムはだいたい30分。車で都会のような田舎のような、サッポロシティを駆け抜けて市街にたどり着いてすぐが儂の家じゃよ。

せっかくだから、シングルを聴いたらアルバムも聞いてみましょー、と思っていたのですが、このシングル3曲がとてもよく、結局2周半、シングルだけ聞いて自宅へ。エンジンを切って一言。「えぇ曲だわ」

 

あ、この曲は大泉洋さん主演の「空のレストラン」主題歌です。「しあわせのパン」から続くシリーズですね。

 

僕は正直スカートこと澤部さんのことはそこまで詳しくなく、知ったのは多くの人がそうであろう(あろうよね?)、テレビにて、スピッツのバックでやたら軽快にタンバリンを叩く彼でした。もちろんその前からスカートは知ってたし、youtubeでちょっと聞いたりはしていたのですが、明確に「あ、これが澤部氏か」と思ったのはここ。

で、興味を持ったのですが、サブスクに配信されていなかったので、正直そこで止まっていました。

 

で、この度の配信。イヤッホォォーーーーイ、と聞きましたですよ。

僕のスカートのイメージはスピッツがらみで見たからというのは間違いなくあるのですが、「シティポップなカンジで、見た目に反して(もいないと思うんですけどね)シャレオツなサウンドを奏でちゃう、メロディはスピッツばりにエヴァーにグリーンなアイツ」という感じでした。

 

が、改めて聞くと、結構予想を裏切られました。

確かに、とてもシンプルな演奏は凄く心地よいし、ぬくもりがありながらも一音一音がくっきり聞こえる録音もとても良い。ガッツリ踊るとかこぶしを突き上げる音楽ではないけど、軽く腰なりを揺らしながら、微笑みをたたえつつ音に身をゆだねたい、スッテキサウンドであることは間違いないのですが、思った以上に歌い上げてる。声を張り上げてる!!熱く感情を表に出してる!!!!

これは意外でした。もっとカヒミカリィばりにささやきながら斜めに目線を投げているんだとばかり思っていました(言い過ぎました)。

 

あと、これはすごーく個人的な感想ですが、僕が音楽をおそらく最も聞きに聞いていた90年代後半。その頃の音楽を聴いたような感覚に近い印象がありました。あの、タワレコで良く知らないけどかたっぱしから試聴していたころに「あっ!いいじゃん!!」って思い、手に取って金もろくにないくせにレジに衝動的に向かったあの一枚のような音。特に2曲目の「花束にかえて」はまさにそんな感じ。実際Aメロまでは初期くるりのようでもあります。サビのなんともセンチメンタルなメロディも何ともたまらない。良い。とても良いです。くるりに限らず、スーパーカーやプリスクール、中村一義らを取りつかれたように聞いていたあの頃を思い出しました。要は、思った以上にエモーショナルな音楽でちょっとびっくりしたのです。

PVもバンド演奏をただとらえたものなのですが、音と同じく非常にぬくもりがある。

この季節にもとても合う良い楽曲です。

でも、確かに「温もり」はあるんですが、甘ったれた「緩さ」や「ヌルさ」が全く感じられないのも特徴というか、強いこだわり・音楽性を感じます。そういうところは星野源さんにも通じるものがありますね。

 

あと、少し調べたら、澤部さんはサブスク解禁に対しては否定的なスタンスを今ももってらっしゃるようです。それを「いぇぇえええ!!!サブスク解禁んんんんん!!!!!!」と喜ぶのはちょっとためらわれるのですが、やっぱり多くの音楽との出会いの場としてサブスクはとても良い、広い間口があるものだと思います。それに、月約1000円は、音楽が好きなら、ある程度お金が苦しくても出せる額(勿論それでも苦しい人もいると思いますが…)だと思うし、実際僕も、アラフォーオッサンですが、小遣いだけだと月に買えるCDは1枚がやっと、DVDがつくと1枚すら厳しいです。でも音楽は大好きなので、正直サブスクにものすごく救われています。そして、そこで気に入るとやっぱりCDやレコードを買いたくなります。実際今、スカートのCDめっちゃほしいですしね。ので、単純に僕はサブスクでスカートに出会えてとても嬉しいのです。

 

早速ほかのアルバムも聴いてみたい!!聴きます!!!

 

一切雑な部分が無く、しっかり、じっくりとならされる音楽。一点ものです。職人技です。

 

あと、やっぱり僕はギターの音が好きだなぁー、と改めて思いました。様々なジャンルを聴いても、やっぱりこの「ギター」の音には抗えない感じがあります。世代なのか、好みなのか。

 

www.youtube.com

 

 

【早期購入特典あり】君がいるなら(ブートレグCD付き)

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